ARCADIAと、わたし

Twitterに書くと、また長くなりすぎるし

スタッフブログに書く程ではないかなと思ったので、こちらに吐き出し。


私がARCADIAを知ったのはいつだろう。

大阪出身なのに、実家が厳しめということもあり

帰省しても、夜遊びなんて全然した事がなくて。

だから、大阪の夜のお店を全然知らないままに25をこえていた

「SMバー」と呼ばれるお店には、札幌に引っ越してから行くようになり

同じ札幌で、ショーのモデルをする友達に会いに行ったり

東京の憧れの女王様に会いに行ったり

お世話になった方が経営しているお店に行ったり

アングラ・フェティッシュ界隈の人に、直接逢いに行くようになったのは

札幌に引っ越したということももちろんきっかけだし

自分の時間をちゃんと作れるようになったというのも大きかった

まあ、もちろん当時付き合っていた彼からは理解は得られなかった

だけど、自分が好きなことに正直に向き合う事をやめなかったのは

ずっと我慢して、隠していたことを その場であれば

「隠さなくてもいいよ」って、受け止めてもらえたことが

自分の心の中で、とてもウェイトが大きかったことだからだと思う

少し話は逸れましたが。

ARCADIAは名前だけ知っていて

でも、自分はかかわることはないだろうと思っていた

勝手に、格式高くて他を寄せつけないのでは。というイメージを持っていた。

大阪に戻るにあたり、またフェティッシュな場所で働きたい気持ちが増えた。

どこかで、息抜きのひとつ 自分らしく生きるための場所のひとつになつていたから。

ARCADIAを薦めてくれた方から蒼月さんや響子さんへ事前に連絡をしてもらえたこともあって

初めて、扉を開けた時には暖かく迎え入れてもらえたのを覚えている。

「…で、いつから働けるんですか?」

ある程度話してから、蒼月さんからそう切り出された。

「まだ、家も正式に決まってないのと 7月頭に引越しなので

それからになります。」

そう伝えた時に、蒼月さんがとてもにこにこしてくれたのを今でも覚えてる。

あの日、カウンターで横並びに座った人達の事は覚えてるし

どんな話をしたな、っていうのも覚えてる。

短い時間しか居れなかったけど、それくらいわたしの「はじめてのアルカ」はインパクトが強かった。

6月にも顔を出し、スタッフミーティングにも参加させてもらったりもした。

あれから2年と少し経って、数え切れないくらいのお客様と出逢えた

アルカをずっとみまもってくださる方

はじめてのSMバーにアルカを選んでくれた方

札幌から大阪に来る用事があったから、と顔を出してくれた方もいた

色んな人との縁があってわたしは生きている。

色んな人に、縁を結んでもらっている。


東京に行ったらどうなるのだろう?

すこし、界隈から離れようかなとも思ったけど

きっと、無理だなーとおもったし

自分らしく過ごすための、要素は無くさないことにした。

10月、Tittyの周年もあるし、他にも気になるイベントはある。

世間がどうなっているかはわからない。

でも、これからもわたしは人との縁を結べるように、糸を紡いでいこうと思う。


もちろん。自分にとってかけがえのない人ができたらそれはとても、幸せなことだけど。

そこもまた、縁だろうと思って。

今日明日はARCADIAに出勤だ!

楽しみだなあ。卒業まであと半月。

最後まで、楽しもうね。


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