三体論、再始動(再び)

三体論を再び整理し直しました。
何度目の再整理なのやら、という気もしますが、構想中の思想は誤りが見つかったり修正が必要と思えば何度でも軌道修正を行うことになるので、その変化の記録として残していこうかと思います。

三体論は、身体と空間(環世界の構造性、環空間)は鋳型と鋳物のような関係にあると捉えており、意識はその狭間に生まれ構造化されていると考えています。
その中で、身体の構造化と、環空間の構造化を説明するためには、どうしても生命進化史からの説明が必要という考えから抜け出せずにいましたが、子供の誕生と成長をきっかけに考えるようになった三体論の本旨は成長の過程における身体と環空間や環世界の構造的変化にあるので、生命進化史を抜いた解説にどうしたらできるのか、ずっと悩んでいました。

最終的な答えに辿り着いているわけではないし、そもそも三体論は妄想の域を出ないものなので、最終結論なんてものはないけれど、答えは意外な視点の変更にありました。
経緯を辿って説明しないといけないという強い思い込みから、解説のスタート地点を人間の出生、誕生の地点にもってくるだけでした。
目から鱗、とまでは言わないまでも、個人的には崖から飛び降りるくらいの勇気が必要でしたが、実はそこは崖ではなかった、という感じでした。
もちろん、遡って経緯を解説する箇所はまだありますが、あらためて整理した三体論を少しずつでもお披露目していきたい思います。

今回以降、短い記事を少しずつ掲載していくスタイルで、人間の成長に伴う身体と空間と意識の構造変化の三体論をご紹介していこうと思ってます。


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