映画との出会い

私は、母はエンタメ嫌いかと思っていたことがある。それは小学生の頃、漫画だけは禁止だったから。テレビもよく禁止されていた。
コンセントを抜かれていたり…コンセント切られたり…
あれはきっとテレビばかりみてる、わたしと妹に怒っていたんだろうと思う。

母はきっとエンタメ好きだ。
晩年の母はドラマを全部見ていたし、
私が小さい頃はたくさんレコードもあった。
小さい頃、なぜか映画館でみたのがドラえもんでもなく、近藤真彦さんの映画だった。
その影響でマッチのファンだった頃がある。

ある時、母がテレビで洋画を見ていた。
私は母に『ねえ、番組変えようよ。つまんない。外国人から、変な日本語出てる』
子供ながらに、顔とは違う声に違和感があったのだろうか?
母は『まあそうだね。でも面白いから』と観続けた。当時はテレビは一家に一台しかない時代。
野球を見たい父も、一緒に見ていた。
最後、父と娘(私)は、号泣。 
その映画は『チャンプ』
今見ても泣くかな?って思ったけど、
やっぱり涙することはなかったけど。
間違いなく、『チャンプ』が私の外画ブームの火付け役だと思う。
その後、めちゃくちゃ映画をみる娘に仕上がるのだった!

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