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ゆごほくのお話


ゆごほく

例えば、彼等は一人選べと言われたときにお互いを選ぶことはしないと思う。しかしそれはお互いを大切に思っていないからではない。遠くはない、ただ敢えて近づかない。「隣にいて当たり前」これが彼等の関係性だと私は思っている。

以前にどこかで読んだゆごほく語りで一番しっくり来たものがある。それは、

「彼等は『ゆごほく』を大切に思っているのではなく、北斗くんは『髙地』を、こーちくんは『北斗』をただ大切に思っている」(ニュアンス)

というもの。 B.I.Shadowでのデビューを逃して荒んでいた北斗くんを放っておけなくてひたすら見守っていたこーちくん。こーちくんが北斗くんを選んだことも知らず腐れ縁だと思っていて、デビューした後にその事実を知った北斗くん。ありがとうって伝えた北斗くん。こーちくんの前だけは弟になる北斗くん。そんな北斗くんに対して兄っぽくなるこーちくん。

彼等はコンビとしてのゆごほくを作り上げているわけでもなく、ファンにどう思われるかを気にするわけでもなく、ただただお互いに素の自分で接している。でもそれでいてちゃんとお互いが大切な存在であることに気付いている。そんな関係。



絶対的な信頼

2人の関係性を作っているのはこれだと思う。北斗くんのこーちくんに対する絶対的な信頼。

北斗くんは度々、こーちくんとデビューできなかったことに対するトラウマの話をしている。
YouTubeでも、SixTONESでこーちくんと一緒のグループになるのが最初は嫌だったと話していた。笑い話ではなく、ただただ真剣に話す北斗くんと、窓の外を見て相槌だけ打ちながら暗い顔で聞くこーちくん。北斗くん、暗い話にしないで、今は嬉しいよ。って大きい声で言ってあげて、こーちくんを傷つけないで…って見ながら思っていた。(これ一万字読んでからこーちくんの気持ちになって観ると本当に…) でも、これもよく考えたら北斗くんのこーちくんに対する信頼の表れなんだと思った。こーちくんはなんでも受け入れてくれる。自分が思っていることを全て言葉にしなくても理解してくれている。無意識なんだと思うけど一緒にいる長い時間から来るそういう考えがあの場面には表れていると感じた。

あまり他人に対してズカズカ入っていかない北斗くんが唯一強い言葉でいじるのがこーちくん。これもこーちくんに対する信頼。ちょっと強めにいじってもこれは冗談でやっていることだってこーちくんならわかってくれている。そういう考えが滲み出ている。
そして何よりこーちくんにちょっかいかけてるときの北斗くんの嬉しそうな顔よ。一生そうやってニコニコしててくれ。



彼等はみんなに大事にされている

なんといってもこれである。ゆごほくの関係性はメンバーに守ってもらっている感じがある。本人達が一切供給しないゆごほくエピソードはメンバーからもらっているし、何かのタイミングでゆごほくがペアになったらいつもびーあいだーって言ってるメンバー。
北斗くんがこーちくんの前では弟っぽくなってこーちくんが兄っぽくなるのが好きって樹が言ってたのほんと好き。いまだにゆごほくイコールびーあいのジェシーもほんと好き。


生配信で北斗くんがこーちくんを『友達』と言ったとき、こーちくんももちろん喜んでいたけど、他のメンバーがニコニコキャッキャしてたのが印象的だった。SixTONESの中では一番後輩の彼等が周りのみんなに愛されてるのが伝わってきて色んな意味でとても大好きなシーンだった。

それと同時に、沢山のユニットが存在する中、みんなの真ん中で歌い踊り、CDまで出したB.I.Shadowは、当時同じ時代を過ごし、後ろで踊っていた他の4人にとっても大きな存在であったということがひしひしと伝わってくる。
そして2人がデビューし2人がデビューできなかったという事実も。



心に夢を君には愛を

ゆごほくは絶対的なシンメでありながら、いつだってその間には他の人間がいる。B.I.Shadowではふまけんがいたし、SixTONESでは京ジェがいる。

そんな彼等が2人で歌っている貴重な少クラの映像がある。(これは前に誰かのブログか何かで見かけて絶対に見なければと思って動画を探した) そのとき彼等が歌ったのが『心に夢を君には愛を』という曲だった。以下がその歌詞である。

心に夢を君には愛を いつも忘れないように
めぐる季節の中でいつまでも 君と二人で
雨が降ったら少し休もう きっとすぐに晴れるだろう
急がなくてもいいから ゆっくり歩いて行きましょう

Sexy Zoneがデビューした後のゆごほく。北斗がデビューを逃して荒んでいた頃のゆごほく。こーちくんが北斗くんを見守っていた頃のゆごほく。この歌詞がまさにこーちくんが北斗くんにかけている言葉のようで涙が止まらない。
SixTONESファンには是非観ていただきたい映像の一つ。


今でもシンメの二人。色んなことが正反対な二人だけど、彼等は切り離せないシンメです。



ゆごほくは良い。

最近の話だと、風磨くんゲスト回のANNで、こーちくんのことよく知ってるマウント取り合うふまほくがとても微笑ましくて大好きでした。本人のいないところでは「大好き」って言えちゃう北斗くん。彼はどこまでもこーちくんの弟なのです。

普段はあっさりしてるのに、お互いが大切な存在であることをちゃんと知っていて、相手がいないところではその気持ちを言葉にできる彼等の性格と距離感が私はとても好きです。



まとまりのない文章になってしまった。何が言いたいかというとゆごほくって凄く良いよねってことです。これからもシンメで歌っていてください。一生一緒にいてください。

DVDで『真っ赤な嘘』の素晴らしさに心を掴まれた話は長くなりそうなのでまた別でしようと思う。

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