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シーズン1:第2話 リアフ城 Castle Leoch

第2話からは物語の舞台も整って、リアフ城内で話が展開します。一番の見どころはジェイミーの胸筋!(断定)暖炉の側でクレアがジェイミーの肩の銃創を手当てするシーンはライトの具合も丁度良く、ジェイミーの驚異的に美しく逞しい胸筋に目を奪われます。背中の傷がはっきりカメラに映る初シーンでもあります。この背中の特殊メイクは大変らしいですね、最短でも90分かかるのだとか。

このシーンではフランクのことを想ってクレアの感情が溢れ出し、泣くクレアをジェイミーが胸で受け止めるシーンが重要!第12話「ラリーブロッホ」で「君が初めて俺の胸で泣いたときに恋に堕ちた」とジェイミーが打ち明けていたのはこのシーンだったのか!ジェイミー惚れるの早いな。それにしてもタイムトラベル以来、既に散々な冒険を経てきたクレアがここに至るまで涙をみせることはなかった訳で、彼女の芯の強さに感嘆します。

ジェイミーの回想シーンで彼の故郷ラリー・ブロッホが遂に初登場します。キルト姿で干し草を集めるジェイミーの美しいことよ。ちょっと設定どおりの17歳には見えないけど、初鞭打ちシーンもあって見応えたっぷり。

もう1つ、このシーンではジェイミーのユーモアのセンスが光ります。イギリス兵に捕まって荷馬車で刑務所送りになったことを「鶏と一緒じゃ最悪だ」と返すセリフで彼が筋肉だけの青年ではないことがわかります。

18世紀の普段着へのクレア着替えシーンは当時の下着やドレスの構造がわかって興味深いシーン。それから、朝食に遅れたクレアが厨房で「ポリッジ」ならあるわよ、と鍋から朝食を受け取るシーンは「ポリッジ」の映像が初めて映るシーン。ここでは「お粥」と訳されていました。実際には日本のお粥よりもずっと水分が少なく、準固形に近いものかな?「ポリッジ」はスコットランドの朝食の定番としてシーズン2:第3話「全ては目的のために」で便秘に悩むフランス国王にジェイミーがお勧めするシーンにも出てくるので、頭にメモを。

事情を抱えたジェイミーが厩に寝泊まりし、馬の調教をしているシーンは馬とジェイミーが美しい!時代物ドラマではヒーローは馬が似合わないと!


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