シーズン1:第7話 結婚の儀式 The Wedding
シーズンを通してどころか、ドラマシリーズ全体を通しての見どころエピソード、第7話です。このエピソードは何度見てもいい!(鼻息)
結婚式で誓いのキスを交わす直前にクレアが別の時代のフランクとの結婚を思い出す冒頭のシーンでクレアがどれだけ複雑な思いでこの結婚を迎えているのかがわかります。
結婚式のシーンは時系列に映し出されるのではなく、挙式後に2人が宿の部屋で初夜を迎えつつ、会話しながら状況を振り返る形式なのが興味深い。これから2人がしなくてはならないことが頭にありながら、ぎこちない2人の態度。クレアのコルセットで締められた胸元が呼吸の度に動いて、緊張感が伝わる。とりあえず乾杯してひたすら飲みまくるクレア。ここもステレオタイプな男女の役割が逆になっていて面白い。
なぜ結婚したのかというクレアの問いに、君を守るためだったと、妻になったからには命懸けで守ると言うジェイミーの真摯な言葉に胸キュンだわ。ぎこちなくクレアのコルセットを脱がせ、クレアの首のリボンを外した1瞬の間とジェイミーの表情がいい。そしてめでたく初夜義務完了。その後のぎこちない2人の会話もいいね。
夜食を調達したジェイミーとクレアが向かい合って食事しながら語るシーンでは、ジェイミーの初「モ ニアン ダン」が。この先何度も発せられる「モ ニアン ダン」にこもった愛情はここでしっかり把握しましょう。
回想シーンでの馬小屋でのマータフとジェイミーの会話では心は決まっているけれど自信のない若者の表情をみせるジェイミーがこれまたいい。ここでやっとマータフとジェイミーが長年の家族付き合いなのがわかるシーンでもあります。
ジェイミーの出した3つの結婚条件の1つ、指輪。指輪のオーダーシーンを見ると、ブレード部とヘッド部を使って作ってもらったようだけど、何をどうするとあの指輪になるのだろうかと今だに疑問です。
司祭と教会が手配され、娼館でドレスが手配され、遂に結婚式!前夜に飲み過ぎて二日酔いでボロボロ、記憶断片的だった花嫁と期待と緊張で胸が一杯で全てを記憶している花婿って設定も面白い。そしてドレス姿のクレアの美しいこと!首から胸元のラインが細く白く曲線が美しい!フレイザーのキルトを手配し、スコットランドの正装をしたジェイミーもこの上なく美しいったら!
さて、続く初夜。互いの裸の身体をチェックし合った2人、中でもジェイミーの彫刻のような肉体の美しさよ。2回目時のクレアの反応に相手を気遣うジェイミーがこれまた理想の男を体現している!そこからのクレアが手ほどき教えちゃうシーンでは、初体験のワザに驚き、感じていくジェイミーの表情が最高だから、動画保存したいくらい。そしてすぐ寝ちゃうところがまた可愛い!(胸キュン×100)
宿の食堂に降りたクレアを誘うドゥーガルにおい!と反発しつつ、その前にジェイミーに感謝しろと言った彼の言動と繋ぎ合わせるとわかってきました。ドゥーガルはイギリス兵に屈しなかったクレアが気に入り、結婚を使って助けることにし、どうせならサセナッフと結婚させてジェイミーのクラン内地位にハンディをつける作戦。でも性的にクレアに惹かれているので、ジェイミーに嫉妬するという、めんどくさい性格の人物なわけだ。
部屋に戻ったクレアを目覚めたジェイミーが見つめ、おもむろに母の形見のパールをプレゼントするシーンは美しい。2人の目には愛が宿っているところが尊いじゃないの。「世界一美しい初夜」って言われるのも納得。
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