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シーズン1:第11話 悪魔の印 The Devil's Mark

このエピソード後半はシリーズを通しての名シーンなので何度もリピート必須!

魔女裁判の前半ではクレアとゲイリスを救うべく弁護を請け負うネッドの活躍がいい。教会裁判に証人としてやってきた神父はクレアを魔女と言いつつ、自分が救えなかった少年をクレアが救ったと言って懺悔するのは、彼が計算高かったから?悪魔祓いに失敗したと人々に知られて権威が衰えていたのを回復しようとあの場を使った?ここは原作読んでみたい。ちなみにこの神父役の方はドゥーガル役でオーディションに来ていたそうです。なるほど、体格がいいもんねぇ。でも神父役がぴったりでした。

有罪判決が下りて、怒りで口を慎めないクレアが鞭打ちになる絶対絶命のシーンで、またしてもヒーローが駆けつける!妻を守る誓いを果たすジェイミーのカッコイイことよ。その様子を見て、また自分を裏切らなかったクレアを救おうとゲイリスが打つ大芝居は衝撃的で潔さに感銘。シーズン3でまた会いましょう。

町から逃れ、「これからは2人の間では真実だけを話してくれ」とクレアに説明を求めるジェイミーの視線が美しい名シーン。真実を話し出すクレアの話を聞きながらもにわかに理解できない表情もいい。聞き終えて「魔女の方が良かったかも」のジョークもいいなぁ。クレアがイギリス兵に捕まったのがストーンへ向かったせいだとわかり、「それなのに君を鞭打ってしまった」と謝るジェイミーにもう胸キュンキュン。

野宿の夜、クレアの寝顔を愛おしそうに撫でながら、彼女を愛撫するシーンは、この後の決断のために彼が本当は失いたくない愛を記憶にとどめようとしている訳で、もう美しくてロマンチックで大好き!ジェイミーの表情を記憶に刻みたいシーン。

クレイグ・ナデューンのストーンへとクレアを導くジェイミーには胸が一杯になりました。「ここには暴力と危険しかない」とクレアを思って返そうとする姿は理想の男性像そのもの。石に向かうクレアを寸止めして「ごめん、まだ決心ができなかった」と抱き寄せ、指にキスからの、クレアの安全確認のために夜まで野営地にいる、ってもうカッコ良すぎて、世界中の女性がキュン死だったと思う。

“On your feet, Solder” このクレアのセリフは大好き。ジェイミーと生きることを選んだクレアの「ラリーブロッホに連れて行って」、このセリフも名シーン。このシーンはアマゾン・プライムで配信している『ザ・ボーイズ2』でも登場人物がドラマを見ているシーンで使われていました。

大人気ドラマのワンシーンやセリフなどを新作ドラマがネタ的に使うことがあり、使われるドラマは大人気ドラマの証でもあります。今年アメリカで放送された人気ドラマ『THIS IS US』の新シーズンでも「私もあの人たち(『アウトランダー』の熱烈なファン)の1人なの」と登場人物が言うセリフがあったようで、『アウトランダー』社会現象の一部が新作ドラマのネタになっているみたい。(笑)


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