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シーズン2:第2話 スコットランドは彼方へ Not in Scotland Anymore

第2話は2人のゴージャスなパリ生活を詰め込んだエピソード。2人のパリ生活に関わってくる人物たちの紹介シーンが続々と。見所はやはりクレアの赤いドレスでしょうか。

冒頭の悪夢シーンがなかなかショッキング。ジェイミーの苦しみは続いているようです。パリの御屋敷外観ショットに移るとき、元字幕と日本語字幕の年号が違っているのは単なるミスなのでしょうか?

それにしてもシーズン1が暗くて寒くて厳しいスコットランドの自然が背景だったのに対して、シーズン2は明るく文明的でゴージャス!クレアのディオール風ドレス姿は美しくてパリの街でも目立ちます。この時代のドレスとは一味違うドレスなのは、外国人であるクレアが大胆なファッションをフランスで楽しんでいるって設定かしら?周りと違っていても許されるから。

マスター・レーモンの薬草店の内装や小道具の作りが凝っていて、店内のシーンはワクワクしました。シーズン2前半で鍵となる人物です。

公園で剣術の練習をしているジェイミーとマータフ。公園でそんなことするものなのでしょうか?貴族は御屋敷の庭でするんじゃないの?と突っ込みたくなるのはさておき、ジェイミーのシャツが真っ白!さすがおフランス!シーズン1なんて手織りの木綿ぽくて、白というよりベージュでどこか破れていたり、汚れていたのに、パリではシルクのように滑らかで真っ白なシャツですよ!(歓喜)ダークカラーのベストとパンツにブーツ姿が新鮮でカッコイイよう!パリ万歳!

クレアのお友達ルイーズの御屋敷での脱毛シーンは面白かった!きっと当時の女性もやっていたのよね?クレアがちゃっかりその後で自分も脱毛して、ジェイミーにベッドでプレゼントするシーンも面白くてニヤニヤしちゃう。ジェイミーがまだ立ち直れないのが見てて辛いけど。

チャールズ王子も遂に初登場!初 “Mark me!” も聞けます。チャールズが口癖のように自分の話を臣下に聞かせるときに繰り返すこのセリフは、このエピソードで3回発出されました。海外の『アウトランダー』ファンはこのセリフの度にグラス1杯のお酒を飲む遊びをしながらドラマ鑑賞して盛り上がるそうです。(笑)

ベルサイユ宮殿に正装して向かう階段シーンはシーズン2の見所の1つ。正装したジェイミーが美しいわ~と見惚れつつ、クレアの深紅の胸元Vドレスを眩しそうに見つめ、ドレスの露出を咎めようとするジェイミーの表情がすっごく可愛いので、ここ永久保存シーン。

それにしても外国人で領主という触れ込みなら貴族の称号がなくても王宮に入ることができるのでしょうか?『ベルばら』読者としてはちょっと不思議だったのですが、きっと可能だったのよね、作者のダイアナ女史のリサーチ力は高いから。

裏切者で曲者のサンドリンガム公爵に再会してランダルが生きていると知って凍り付くクレア。悪役は簡単に死なないんだね~。


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