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シーズン2:第9話 ジュ・スウィ・プレ Je Suis Prest

意外と盛りだくさんの本エピソードでは懐かしい顔が戻ってきます。シーズン1以来となるドゥーガル、アンガス、ルパート、また会えて嬉しいよ。それにしてもマッケンジーから参加してきたのが、たったの3人ってどういうこと?シーズン1の洞窟でクレアと再会したときのドゥーガルの元には10人位の兵士がいたはずなんだけど。

クランの兵士たちを訓練するシーンで早くもジェイミーのフル・ナッシュ(Full Nash) ポーズが開始9分で拝めます。

ジェイミーに王子の側近になることが重要だと説くドゥーガルは彼の歪んだ野望を早々と披露。兵士の訓練の仕方、戦術についてジェイミーがはっきりと彼に言ったのは良かったね、誰が指揮官なのかを明確にしたから。それでもドゥーガルの要らん事しいは続くけど。

その後、今度はドゥーガルがクレアにジェイミーを諭せと依頼してきたのをバッサリとぶった切るクレアがカッコ良かった!シーズン1でしたクレアとドゥーガルのジェイミーが死んだ場合の結婚契約について、クレアとジェイミーが話しているシーンがあったらどんなだったか観てみたかった。クレアのドゥーガルへの捨てセリフ “Fuck yourself!” にスッキリ!

クランの兵士たちを見てクレアのPTSDが勃発。ここへきて急な感じだし、やたら強いクレアに似合わない気もするんだけど。シーズン1で結婚のお祝いにもらった Dragonfly in Amber(琥珀の中のトンボ)を戦場で動けず何もできなかった自分をクレアが比喩するのに使っているのは興味深い。この琥珀は歴史の波に飲み込まれた無力な人間を象徴しているのかも。

タイトルの「ジュ・スウィ・プレ」(I am ready.) 、フレイザーのブローチが意味深です。司令官としての資質を備え、軍を率いる役割を全うしようとするジェイミーを表しているのかしら。

『アウトランダー』シリーズの重要キャストであるウィリアム・グレイが遂に登場!少年を拷問しなくてはならない瀬戸際でクレアが機転を利かせるシーンは大好き。ジェイミーが芝居を理解してノッてきたところをクレアがやり過ぎと叱るジェスチャーもコミカルで最高のおしどり夫婦だわ!

敵をキャンプに入れたことで見張りのドゥーガルを叱るのかと思ったら、ジェイミーが自分に鞭を打たせるのは理解できなかったのだけど、何故?ドゥーガルを罰するのにここで鞭打ちしても効果がないと思った?むしろこの後のイングランド軍キャンプ襲撃に参加させない方が罰になると思った?

イングランド軍キャンプ襲撃を終えて上機嫌でジェイミーがクレアのいる寝室に戻ってくるシーンも好き。顔を泥で塗ったジェイミーが「コマンドだろ?」って言っているのは何なんだろう?クレアから兵士が暗闇の戦闘で顔を黒く塗るのをそう呼ぶって教わったとか?削除シーンがあるか、原作に何か書いてあるのか?クレアがシュワルツネッガーの映画なんて見てないよねぇ?(時代違う)


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