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シーズン2:第3話 すべては目的のために Useful Occupations and Deceptions

第3話はクレアとジェイミー夫婦のすれ違いがメインテーマ。

朝帰りのジェイミーが休む間もなく着替えながらクレアと会話し、次の用件を処理する為、また外出する様子は現代でもありそうな超多忙夫婦すれ違いシーンでした。

ジェイミーとは対照的に奥様が集うお茶の会に出席したクレアはフランクの祖先となるメアリー・ホーキンズが目の前にいる幼い女性だと悟ります。ランダルが死んだらフランクは生まれないことにここでクレアは気付く訳ですが、そんなことウェントワース脱出時にも気付いていて良かったんじゃ?

マータフの情事を見て、気まずくなったクレアでしたがマータフと和解してランダルの生存を打ち明けるシーンはやはりシーズン1で共に戦い抜いた戦友の2人だからかな。それにしてもメイドが仕事をサボって情事してたってとこは咎められないんでしょうか?まあ、彼女はキャラが良いので許すけど。

慈善病院へボランティアを志願しに行くクレアの衣装は気品があって大好きなシーズン2のドレスの1つ。落ち着いた深いガーネットのドレスにブルーの襟飾りと帽子が美しい。
帰宅したクレアを待っていたのは、ストレスがたまって腹を立てていたジェイミー。今回はシーズン1のような怒鳴り合う夫婦喧嘩ではなく、ジェイミーの鋭い指摘に謝るしかないクレアと謝罪を受入れきれない、まだ気持ちの整理のつかないジェイミー。まあさ、ジェイミーが完全に正論だから、クレアは謝るっきゃないよ。

ファーガスが登場!可愛くてしたたかで、憎めないファーガス!原題の「役に立つ職業」というのはファーガスのスリ稼業のことかな?ジェイミーとのやり取りも面白い。

楽譜に隠された暗号を解こうとマザー・ヘルデガルドに助けを求めたシーンでマザーがバッハと友人で、彼の音楽が後世まで残るなど微塵も思っていないところは楽しめました。

遂に暗号を解き、王子の背後にサンドリンガム侯爵がいることを突き止めたジェイミーとクレア。乾杯しつつも、ランダルのことを打ち明けられないクレア。これは何かが起こりそうな予感…


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