見出し画像

シーズン1:第15話 ウェントワース刑務所 Wentworth Prison

暗黒の最終章の前半です。もう、ファルコン号だけでデス・スターに乗り込むみたい!レイア姫がルーク・スカイウォーカー(もしくはハン・ソロ?)を助けに行く設定だけどね。とにかく脱出まで頑張ろう!

絞首刑を待つ囚人の列にジェイミーとマクウォーリーが並んでいるシーン、縛り首になるのが怖いのかとマクウォーリーに訊かれたジェイミーの答えが最高で大好き。「いや。妻が怖い。縛り首になったら俺を許さないだろう」そうだね、死ぬよりクレアの方が怖いよ。(泣ける&笑える)

このエピソードでランダルから受ける仕打ちを考えると、クレアも言っていますが、なぜフォート・ウイリアムでランダルを殺しておかなかったのか!と思うけど、ランダルの最大の功績は絞首刑直前にジェイミーの命を救ったことにあるのです。だからランダルは生かしておかなくてはいけなかった。

ジェイミーのいる地下牢に現れたランダルが、鞭打ち後のジェイミーが悪夢にうなされても、妻に背中の傷跡を触られても自分の顔を思い出すだろう?と問いかけるシーンが不気味。この段階ではどれだけ事実だったかわからないけれど、この暗黒の最終章後には全て現実となって長い間ジェイミーを苦しめるのだから。

やっと地下牢で再会できたクレアと左手を潰され意識もうろうのジェイミー。けれどランダルによって勇ましいクレアの抵抗も空しく終り、結局はジェイミーが自分の身体を条件にクレアを救うしか選択肢は残らなかった。

左手を机に釘で打ち付けられるシーンはグロかったですねぇ。辛くて見てられない人も多いかと。でもこの苦痛のシーンでジェイミーにすがりつき、彼の心を助けようと瞳を見つめるクレア。2人の姿はもう愛そのもので美しい。そこでジェイミーにキスするとは、ランダルのサイコっぷりが強烈です。

万策尽きたクレアが最後にランダルを呪ってやるシーンは、微かな抵抗ながらスッキリしました。もっと怖いこと言ってやっても良かったのに。

ランダルと2人になり、シャツを背中から破られるシーンの正面からのジェイミーのショット、言葉で表現できないような表情で、大きく目を開いたまま、涙が流れるのですが、これはきますね。ジェイミーの心情いかほどかと想像してしまう。

仲間たちをかくまってくれた家主にジェイミー救出を依頼するも断られたクレアが、ジェイミーからもらった真珠の首飾りを報酬に差し出すと、それは家主がかつてエレン・マッケンジーに結婚祝いとして贈ったものだと気付きます。この話を直ぐ後ろで、同様にエレンに惚れて結婚祝いを贈ったマータフが聞いていたのも面白い。エレンってモテモテだったのね~!ジェイミーはエレンの生き写しだそうだから、赤毛で青い瞳の美女だったのね。(妄想中)

さあ、ハイランド牛(あの牛たちはハイランド特産の牛)を引き連れて、一行は再度デス・スターへ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?