そこに愛はありますか？？決めつけ、感情論について。
VTuber活動を行っているとあるあるだと思うのですが
自分は良いと思って作ったコンテンツ、発信した情報が
思わぬところで曲解されてしまうことがあります。
そんなつもりじゃなかったのに
誰かに喜んで、楽しんで欲しくてやったのに…
勿論配信者に非があることも往々にしてあると思いますが
そこは素直に受け止めて反省する、として
困ったものが脊髄反射、決めつけと呼ばれる行為です。
明らかに配信内容や情報の意図を理解していない
自分のフィルターで曲解→怒る、というケースも中にはあって
そういうことが立て続けに続くと、なんで分かってくれないの
どうしてそんなふうに受け取るの、と凄く悲しくなると思います。
ただ、アンチコメントや
所謂構ってちゃんと呼ばれるものでなければ
そこに傷つけてやろう、悲しませてやろう
という意図はないと思います。
少なからずの怒りや悲しみがスイッチとなっているはずで
なんでそんな事言うんだ、するんだ
なんで分かってくれないんだ。
こういった感情がベースにあると思います。
ここであれ？？？と気づきませんか
同じやん、と。
お互いに譲れないものがあるんだと。
いやいや、そもそも相手が1から10まで理解してくれないからこうなってるんじゃん、決めつけられてる私が被害者でしょ？？
分かってくれない相手が悪いんじゃん。
いや、そもそも1から10まで理解するなんて無理でしょう、と。
多分あなたがこのまま
私はこうこう思ってこんなことしたんだよ、と全部説明した所で
相手は完全には理解してくれないと思います。
そもそも相手の主張を理解にするには
相手を理解しようという姿勢が必要で
自分から理解しようとする状態でなければ理解できないということ。
理解でゲシュタルト崩壊おきそう。
勿論理解してくれる人もいると思いますが、一度鞘から剣を抜いた以上引っ込みがつかない人もいるでしょう。
逆も然りで、視聴者さん側が僕はこうこうこう思っていてこうなんだ
と主張したところで配信者さんは配信者さんなりの意図を持って発言してますし、コンテンツを作っている以上
いや私はこういう意図があって…と心には絶対残りますし
わかった、もうそんなことはしないよ、とはならないですよね。
このままお互いに私はこう思ってるの！！！
いや僕はこう思ってるんだ！！！
と主張をぶつけ合っても意味がないことに気付きませんか。
おそらく一生平行線でしょう。
エナドリ体に悪いよ！！タバコ駄目だよ！！
と主張し続けてもされてる人は余計に飲むし吸うでしょう。
主張をぶつけ合うことはお互いを理解しようとしないことにほかならないです。
だって自分の意見が正当なものだと、正しいと
相手をねじ伏せる行為ですから。
じゃあどうすりゃいいんだ、と。
相手を理解しようとする努力、です。
それしかないと思います。
相手のことがどれだけ大好きでも
完全には分からない、分かり会えない
これは恋人でも夫婦関係でも家族でも一緒ですよね。
でもそこで「じゃあもういいや」
となってしまうとそこから先の進展はありません。
ここからはそれを解決する方法と「魔法の言葉」についてお話させて下さい。
前置きで1200文字とかどんだけ長いんだよってお話ですが
ここまで見てくれた人は、そもそも私の声に耳を傾けて理解しようとして下さっていることに他ならないので
本当に感謝しかありません、いつもありがとう。
それでは、本題に入らせていただきます。
【脊髄反射ってそもそも何なの】
おそらく人生で一度も脊髄反射で怒ったり
反応したりしたことがないよ、という人は存在しないはずです。
私も勿論あります。
親や家族、兄弟、友達の言葉に
理性より感情を優先して怒ったりしたこと
一度はあるのではないでしょうか。
記事なんかでもよくあると思うのですが
ネットの記事の見出しだけ見てイラっとして
内容を余り理解せずコメントで批判したり。
全然知らない人なのにその人の人となりを一つの記事
たった一人のジャーナリストの視点から全て理解したつもりになったり。
自分に当てはめてみると、例えば20年生きてきたとして
それをたった1つの発言や行動ですべて否定されることがどれだけ悲しいか、辛いかは容易に理解出来るはずなのに、人にはやってしまう。
上記のケースは少し大げさですが、たった1つの言動を取ってそうに違いない、と決めつけたことがない人は存在しないと思います
自分というフィルターでしか物事を見ず相手を攻撃してしまう、これが脊髄反射です。
【感情論は意味がない】
そもそも感情での発言
僕は気に食わないんだ、私は嫌いだ
これはあなたの感情にすぎないので相手にとっては知らんがな、です。
僕は過去にこんな事があって、こういう理由でそういう発言は嫌いなんだ！
と言われてもやっぱり、知らんがな、です。
逆の立場ならきっとあなたも、知らんがな、です
ああ、そうなんだ…で終わりだと思います。
いや、そんなことは…と思った方
自分の好きな趣味を相手は好ましく思っておらず
僕は、私はそれが嫌いだよ、と言われたところで知らんがな、ですよね。
相手が過去にプラモデルで足を切って以来プラモデルが嫌いだ
どうしても止めて欲しい！！と言われても
はぁ？？？？ですよね。
感情の押しつけほど意味のない行為はないです。
脊髄反射＝感情論です
意味がないです。
【大事なのは冷静になること】
人には憤怒調整機能というものがあって
カッとなりやすい、ならないに差はあるのですが
脊髄反射に共通するのは冷静になる間を設けないということ
怒る→そのまま感情に任せて攻撃するという一連の流れて起こっています。
怒る→冷静になる、こんな感じでクッションを挟めばそもそも大体のことはどうでもいいと思えるはずです。
そこで攻撃を止めると、なんで相手はこんな事してるんだろう
なんでこういう発言をしたんだろう、と考えることが出来ます。
そこからはじめて人間らしく対話ができる状態になります。
そもそも違う人間なのだから考え方が違って当然です
相手の意見や主義主張を否定する必要はなく
こんなふうに思う人もいるのだな
と一つの引き出しとして、自分の中に持っておくこと
これ凄く大事なことで、続けることで色んな考え方が自分の中に吸収されて
凝り固まった視野ではなく広い視野で物事が見れるようになります。
何かに悩んだときに別の視野から物事を判断できると
それだけで人生を有意義にできそうだと思いませんか？？
【その言葉に愛はあるのか】
よし、感情論ではないぞ
それでも何か伝えたいんだ、となった場合でも
ここで相手の主張をぶっ潰そうとマウントを取ってしまうと結局は何も変わりませんよね
それは一方的な価値観や意見の押し付けです。
主張する前に、一方的な押しつけではないか考えること
自分の発言に「愛はあるのか」と問うこと。
そもそも愛とはなにか
例えば何度も何度も同じ失敗をし続ける部下がいるとして
なんでお前は出来ないんだ！！と頭ごなしに怒るのではなく
何故出来ないのか理解しようと試みる→
その上でアドバイスを伝えてあげる。
どうしてもそれはいかんよ！！っていうところはちゃんと叱ってあげる
それも怒りという感情抜きに、です。
感情を抑えて理解しようと務める
その上でこうするべきだ、これが正しいんだ
と決めつけるでもなく、こうしたほうがいいんじゃないか
こうすればうまくいくかも、と一緒に考えてあげる。
これは愛ですよね。
愛とは向き合うこと。
滅私。
いや、しんっっっっっっっっど
って思った方、その通りです。
何かを変えようとしたり、誰かを変えようとしたり
人と向き合うってかなりカロリーを使う行為です。
よく人を変えるより自分を変えたほうが楽って言いますが本当にそうで
これが理由だと私は思います。
だからこそ、相応の熱量で自分と向き合ってくれる人は本当に貴重です
自分を気持ちよくしてくれるだけじゃなく、しっかり向き合ってくれる
そういう人だからこそ大切にするべきなんです。
愛＝向き合うことだと思います
真剣にその人のことをその人の立場で考え続けることだと思います
真の意味で分かり合うって、お互いがその努力を続けるから成し得ることだと思います。
【結論】
だからこそ、配信者もリスナーを頭ごなしに否定するのではなく
しっかりとリスナー側の立場に立って考え続けなきゃいけないんです。
自分の意見が100％正しいなんてことはないんですから。
もし自分がマニアックな配信をしたとしましょう
それに対する批判が出たとしましょう
そっか、嫌いな人もいるよね、ごめんね。
でいいです、怒らなくてもいいです、それくらい受け入れてあげましょう。
リスナーは感情論で物を言いすぎないように注意する
配信者はある程度の否定は受け入れる度量を持つ
どうしても我慢ならん時は相手の立場になって考えて考えて
その上でどうすればいいか一緒になって考えればいいだけです。
それが出来るのがライブ配信の良いところですよね
距離感が近い、画面の向こうに間違いなくその人がいるのですから。
お互いにそれを忘れないで
向き合い続けて
お互いがお互いの成長につながるような
そんな理想の関係性を築ければ最高、ですよね。
以上となります。
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