幻の銘機三菱X-86HS

私が今までオーディオフェアに行ってきた中で、忘れられないくらい高音質だった音が2回あります。

1回目は、今回述べます三菱のプロ用デジタルレコーダーX-86HSで聴いたサンプリング周波数96kHz16ビットのマスターテープの音です。

2回目は、今度述べますが、ソニーのスーパーオーディオCD の試作機 の音です。試作機 ということで 本製品に回ることはなく、本製品に回った途端 非常にがっかりした覚えがあります。この内容につきましては、後日述べます!

X-86HSのサンプリング周波数96kHzの音を聴くと、デジタルフィルターを使いたくなくなります。それだけ素晴らしい音です!!!ADCはPCM77Pと推測されます。1989年のオーディオフェアで三菱のスピーカー2 S-3003の試作機を聞いた時の音は一生忘れられません。この時に使っていた再生機は他ならなる X-86 HS だったからだ。これのAD コンバーターで使われたチップが PCM 77P で、2倍オーバーサンプリング出力のチップであるため、ノンオーバーサンプリング時で96kHzk 出力をやって、デジタルフィルターで半分にダウンサンプリングすると48khz を出力したものと思われます。

この時の96kHzの音は本当にすごかったです!当時2人の友人と一緒に聴きましたが、この音は一生忘れられません。友人の方々、今ご存命でしょうか?ご無事でしたら、一緒にRIAA-DSDをやりましょう!!!

皆さんは、録音時も含めた96kHzの完全ノンオーバーサンプリングの音を聞いたことがありますか?私はこの時だけでした。

当時の最先端のADCは、18ビット192kHzサンプリングのバーブラウンのPCM-1750Pでした。このチップはパイオニアのハイサンプリングDATの初号機のD-07に使われています。

個人的には、パイオニアのDATの初号機のD−1000にハイサンプリング化した試作機をそのまま採用してほしかったです!

なぜか?

先述の三菱のプロ用デジタルレコーダーX-86HSと同様、ADCにPCM-77Pが使われているからです。ただし、DACがオーバーサンプリングタイプですので、別途自作するしかありません。ただし、当時は96kHzのデジタル出力が禁止されてましたので、96kHzは自己録再するしか聞く方法がありませんでした!よって、X-86HSで自己録再するしか完全ノンオーバーサンプリング96kHz16bitの音を聞くしかなかったのです!

なお 、パイオニアはこのD-1000だけエンファシスのオンオフができたため、もし エンファシスを常時オンにしてやっていた場合、18ビット 96kHz の音質が再現できたため、 当時流行っていた 18ビットDCC でさえ 上回る音が得られたのかもしれません。パイオニアのエンファシス録音は2号機以降できなくなりました。本当に残念です。そのかわり ソニーのスーパービットマッピングで、一部の機種ですが、エンファシスをオンオフ切り替えて録音できる機種が出ました。

当時は、デジタル録音もデジタルフィルターが使われるのが当たり前のようになってきましたので、96kHz時の録音でも、すでに悲しいことにデジタルフィルターを通して録音し、再生も当然デジタルフィルターを通してやるのが当たり前のようになってしまいました。

皆さん、今現在本当に録音と再生をデジタルフィルターなしでやるとするならば DSDしかないでしょう!でもそのDSDも高周波ノイズを垂れ流したまま再生してしまいますので、それを根本から解決するには、 私が提唱する RIAA-DSDをやるしかありません。 度々宣伝になって申し訳ございませんがもうこれをやるしかないのです!

話をノンオーバーサンプリング 96kHz 再生に戻します。

当時の最先端のADCは、18ビット192kHzサンプリングのバーブラウンのPCM-1750Pがあったため、どうしてもデジタルフィルターを通して録音再生するしかなかったのです。

この当時は、まだマルチビット PCM 型で録音再生していたからまだまし だったのです。今は前後の差分をAD・DA変換するDSD 方式で録音・再生しておりますので、録音時に PCM に変換して、再生時にまた DSD に変換してやる という ややこしい 方法をとっております。 皆様方が 96kHz 24ビットのハイ サンプリングで取った音というのは、 2.8MHz が5.6MHz の1ビット(または4〜6ビットのマルチビットデルタシグマ)に変換したものをわざわざ 96とか192-24等に変換して聴いてるに過ぎません!

簡単に言いますと、今の AD コンバーターとDAコンバーターのほとんどは DSD 方式で変換しており、DSD 方式というのは 前後の変化 分 を ADDAに変換するというやり方です。それを マルチビットPCM という形で記録する することによって、編集しやすくするために、いちいち変換してやってるという非常にややこしい 方法をとっているのです

そのため デジタルフィルター 及び ノイズシェーバーの悪影響によって原音とは似てもにつかないような感じになってしまいます。それをデジタル 演算でごまかしてんの が今の録音業界なのです。

それだったら最初から DSD でやればいいじゃないかという考えもありますが、こちらはこちらで、高周波に行くに従ってノイズが増えるため、そちらの方の除去 というのが必要になってしまいます。

まあ 私は 思い切って 高周波を持ち上げて録音して、再生時に高域を落としてやった方がいいと思いますけれども、誰も聞いてくれません!!!

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