ベイスターズ2020年ドラフト指名予想

ドラフト会議まであと一日となりました。
今回はベイスターズのドラフト指名予想をしていきたいと思います。

【指名方針】

画像1

ベイスターズは今年も直前に1位を決める方針で、誰を指名するかは周りの状況によって変わってきそうです。
競合しそうな早川・佐藤・(伊藤)・(高橋)に突っ込むのか、単独を狙って牧・木澤・栗林を指名するのか、今年も楽しみにしたいと思います。

自分の考える今年のドラフトのテーマは「投手力の充実と内野のコア確保」となります。
今シーズンの戦力外選手などの予想から、ドラフト指名人数は投手4、内野手2がベースなると考えています。

【指名予想】

●1位
横浜ファンを悩ませる、いや全球団ファンを悩ませるベイスターズのドラフト1位予想ですが、今年も単独を狙っていくと予想しています。
その中で、大きく分けて2パターンで考えました。
多くの方が予想しているを指名するパターンと、木澤・栗林を指名するパターンです。

牧はセカンドとして即戦力でレギュラーを狙える選手です。ソトの守備不安や去就の問題もあり、牧がバチっとハマってくれれば今後ベイスターズの中心を担ってくれる選手になることでしょう。
伊藤裕が同タイプなことから、確信を持って指名を予想することは難しいですが、期待に応えられていない現状、ケツを叩く意味でも獲得しても全くおかしくないと考えます。
また、高校の先輩である百瀬が在籍していることも良い方向に影響しそうです。

また、今シーズンの戦いで先発投手の頭数の不足に悩まされることが多くありました。(というか終盤戦の今日の予告先発がn回目のブルペンデー武藤)
そこで、競合しないレベルの立ち位置の投手(16年柳・17年東)ということで木澤・栗林が候補に挙がります。
ラミレス監督が退任することが発表され、新監督に三浦二軍監督が有力と報じられています。投手出身の三浦監督のためにドラフト1位は投手でいくということも十分にあるかと思います。
(追記)
早川に思ったよりも指名が集まらない可能性があり、3~4球団なら入札もありえます。

いずれにしても、ソトと伊藤裕を球団がどのように考えているかによってドラフト1位を誰にするか決まるかと思います。
個人的な希望は牧です。

【指名候補】
牧・木澤・栗林

●ハズレ1位
もし、2回目の入札となった場合は投手にいくことになるでしょう。
候補としては、木澤・栗林・大道・入江・鈴木昭あたりが有力でしょうか。
剛球を投げるリリーフタイプの投手よりは、先発が出来そうな選手を獲得したいところです。
もちろん、投手に入札して牧が残ったら突っ込んでほしいと思います。

【指名候補】
牧・木澤・栗林・大道・入江・鈴木昭

●2位
牧パターン
即戦力の先発を指名したいところです。
候補としては、大道・鈴木昭・入江・藤井・宇田川・森あたりでしょうか。(リリーフタイプも混ざっていますが)
とにかく先発は2位までに一人は指名しておかないと、その後では残らないので必須指名となります。

即戦力先発パターン
投手を1位で指名した場合は、高卒内野手が一番の選択肢になるかと思います。
この位置であれば、小深田・井上朋・中山・元らの中から誰かは指名できそうです。
タイプ的には左の強打というところで小深田が一番マッチします。
また、野手にいかず投手にいく場合も考えられ、その際は先述の投手が候補になります。

最後に2位でジョーカー的に残っていたら獲得したい選手として古川・元山を挙げておきたいと思います。
この2人については、補強ポイントを無視してでも獲得して良い選手と認識しており、コア確保を意識するなら臨機応変にいきたいところです。

【指名候補】
大道・鈴木昭・入江・藤井・宇田川・森・小深田・井上朋・中山・元・(古川・元山)

●3位
牧パターン
基本的には、プロスペクト内野手を狙っていきたいところです。
2位候補で挙げた野手が残っていれば指名をしたいです。
プラスで山村もこの位置であれば候補に追加してもいいかもしれません。
また、これまでのベイスターズの3位までに投手2野手1というパターンを継承するのであれば、残っている良い投手ということも考えられます。

即戦力投手パターン
これまでの傾向から2位に野手を獲る傾向があり(投手1野手1)、その場合は投手にまたいく可能性が高いと思います。(2018年パターン)
投手2だった場合は、先述の内野プロスペクトか即戦力のショートでいくことも考えられます。

【指名候補】
小深田・井上朋・中山・元・藤井・宇田川・森・村上・森浦・小郷・高田孝・中川颯・中野・矢野・小川・瀬戸西

●4位
牧パターン
残っていた投手でいい選手を獲っていく形になりそうです。
高卒から社会人まで全てが対象になるかと思います。

即戦力投手パターン
これまでにショートが獲れていなかった場合は、ここで確保しておきたいところです。
ある程度野手を獲得できていれば投手に向かいます。

【指名候補】
全てのカテゴリーの投手(指名傾向としては前評判が高かった選手が多い)・大社ショート

●5位
高卒を近年獲得している順位です。
今年は野手より投手をこの位置で獲得するのではないかと思います。
ベイスターズの特徴としては野手としてもやっていけそうな素材を好む傾向があります。
(14年飯塚・17年櫻井・18年勝又・19年浅田)

【指名候補】
常田・加藤翼・内・川瀬・片山・小牟田・下・美又・豆田・内田・嘉手苅・小辻・桑原

●6位
残っている投手で全カテゴリーから指名可能性があります。

【最終予想】
牧パターン
1位 牧   中央大
2位 大道  八戸学院大
3位 藤井  ENEOS
4位 山村  東海大相模
5位 常田  飯山
6位 中道  八戸学院大

即戦力投手パターン
1位 木澤  慶応義塾
2位 小深田 履正社
3位 藤井  ENEOS
4位 米満  北海道ガス
5位 常田  飯山
6位 中道  八戸学院大

【最後に】
今年の内野陣はロペス・ソト(柴田)・宮崎・大和(倉本)となっており世代交代を意識するフェーズに入ってきました。内野のコアとなれる存在を最低1人、できれば2人獲得することができれば将来が明るくなるでしょう。
しかしながら、新監督の1年目にあたる来年はある程度即戦力のピッチャーを供給したいところです。来年一軍で戦力となれる投手を今年の坂本・伊勢のように2人くらい獲れればと思います。
今永・東が年間通して働けるレベルで復帰できるのは2022シーズンになるかと思うので、この年に勝負をかけられるように来期の戦力を整えられるようなドラフトになることに期待したいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?