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What's JAP? 外人と外国人

「ピンクちゃん」の存在

先日ネットニュースでSLAM DUNK作者の
中国向けメッセージ炎上の記事を見ました。

映画『SLAM DUNK』作者のメッセージが中国で大炎上「上映禁止だ!」若年愛国者「ピンクちゃん」から“猛攻撃”(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

私自身はこの話全然知らなくて
作者が意図していたのか偶然なのかの判断はつきません。

でも、「知らない」って怖いって思い出しました。
私自身は差別的なものに関しては平和ボケした感覚しか持っていなくて
今までにも何度も人を傷つけたことがあります。

知らないうちに差別してた自分

①コンビニでバイトしてた時。
元気のいい小学生が早口でしゃべったのを同僚が「何?」と聞き返し、
(私は聞き取れていたので)
「〇〇って言ったんだよね。
最近の子はバイリンガルとかで多言語話せちゃうから外国語風だったね」ってボケたつもりだったんですが‥‥。

その子が去ってから同僚に「よく言えたね…」と驚かれました。

その時私の頭には英語とかフランス語が思い浮かんでいたので
(私は基本どの国の人でも国別の特徴がよくわかってない人)
まさか差別的発言になっているとも思わず…。

普通に多言語話せる日本人の子だと思っていたんです…。
その後その子と会うことはなかったので謝ることもできず‥‥。

近所に朝鮮学校があるコンビニでした。

私はランドセル背負ってコンビニに来た彼が
朝鮮学校の子だとは気づいていませんでした。
「知らないって罪だ」とこの時深く反省しました。

無知という差別

そしてそれから数年後。
私は携帯ショップで新規受付の仕事をしていました。
当時、外国籍の方が携帯を契約する時に必要なものに
「外国人登録証明書」がありました。

私は「外人」という言葉を「外国人」の略語だと思っていたので
「外人証明書見せていただけますか?」と聞いて
お客様を怒らせました‥‥。

「この国の外の人ってことの証明書見せろ」って意味で考えたら
とんでもなく失礼ですよね。

その時、コンビニで出会った小学生を思い出したのは
言うまでもありません。

どこまで配慮してものを言うか

今回の【CHINA】問題も一緒かなと。
(私は無知すぎてこのニュースで初めて知ったけど)
また過去の自分の失敗を思い出してました。

例えば昔はJAPANの略でも見かけた気がする「JAP」。
ちょっと前のアメリカが舞台の小説で読むと
「Hey,JAP」も差別用語だったりするでしょ?
(実際にどうなのかとか今はどうなのかとか知らないけど)

もっというと私は発達障害関連の活動もしてたりするけど
その「発達障害」も「障害ではない『障碍』表記すべき」とか
「子供の『供』表記はいかがなものか」とか気に出したらきりがない。

一時期は文章書くのが負担になったこともありました。

・・・のであまり気にするのはやめたんだけど。

でも、そういう事を気にする方がいるというのは
知識として忘れずにいたいと思います。

もし私のしたことで相手が不快に感じたら心から謝ることができるように。
悪意を持ってそういう言動するのは絶対に許しちゃいけないと思うけど。

でもいつか、「そんな細かいこと」って
みんな笑える世界になるといいなって思ってます。


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