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過去の怒りを呼び起こした

今朝は、怒りのボルテージがMAXだった。
考えれば考えるほどにイライラした。カルシウム不足かもしれない。

今、仕事から帰ってきて、実は「怒り」がおさまっている。
でも何回でも呼び出せる。「怒り」を召喚する。悪魔と契約しているみたい。

どの立場で言うてんねん

仕事の関係で、とある資格を取得することになった。
職場で集団受験ができ、資格取得に向けた研修も開催する。当時私が所属する部署が主催であったため、その部署に所属することになれば、必然的に検定を受験する仕組みになっていた。

その研修講師は内部の職員で、すでに資格の準1級だか1級だかを取得済みの人だった。その人が研修終わりに放った言葉を私はいまだに忘れない。

「この資格は3級よりも2級、2級よりも準1級のほうが内容が簡単だと思うんです!」

はぁ?????
すでに何級を受けるか決めて申請し、検定料も払った後で研修を受けているのだ。
受験する級によって検定料も違う。これから受験する人に対しても、すでに資格を持っている人にも非常に失礼な発言だと思った。研修には3級と2級を受ける人が入り混じっていた。受験者のやる気を削ぐことを平気で言ってのける研修講師に腹が立った。

仲の良い人同士の雑談での発言ならまだわかる。
これから検定を受ける人たちに対してかける言葉か?

火に油を注がれた

私にとっては、あまりに納得がいかない発言だったので、受講後アンケートに研修講師に対する思いを記入した。

「あの発言は、受験者に対して心無い発言だと感じた。講師がやる気を削ぐことを言うのはやめてほしい。」という旨を書いた。
アンケートはエクセルシートで無記名のものだ。業務上のメールで提出することになっていた。無記名とはいえ、メール送信のため誰が記入したのかは丸わかりである。

集計担当の人からメールが届いた。
「たしかに、私もあの発言は疑問に思いました。しかし、このアンケートはこの先ずっと残っていくものなので、講師の発言に対する記載を削除してください。」
というような内容であった。

えっっっっ

嘘だろ。
これからもあの講師は、受験者のやる気を削ぐ発言を続けるだろう。
それをそのまま見過ごせというのか?ふざけるな。無記名アンケートで本人に気づいてもらわないと余計に角が立つじゃないか。誰か直接指摘するのか?しないではないか。

と腹を立てながら、集計係が勝手に消せばええやんと思いつつ、メールのとおり文言を削除した。

組織に屈したのだ。

水をさすのを許さない

この記事を執筆しながら思ったのだが、研修講師の発言そんなに腹立つかな?
昔は信じられんぐらいムカついたはずだが、私は大人になったのかもしれない。もしくは、どうでもよくなったのかもしれない。

当時は一生懸命だった。
その必死に取り組んでいる内容に水をさされた気がして嫌だったのだ。

今朝、私は水をさされるのが嫌いなんだと気がついた。
そして気がついたついでに、このエピソードが思い出され、怒りも一緒に連れてきた。
負の感情がエネルギーになった瞬間である。

楽しんでやり始めたこと、一生懸命に取り組んでることに水をささないでほしい。
よそから勝手に入り込んできて、高ぶる気持ちをすぼめる行為を許さない。

組織には屈するし、記載を消せと言われたら消すが、私の記憶からは消さない。絶対に許さない。振り返ればしょうもないことであるが、あの時に許せなかった気持ちは今もよく覚えている。

だから私は投稿のネタにした。
今後の人生でもこのネタを擦り続けていく。

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