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薄墨桜と仏教チャージの週末

西法寺へ薄墨桜(うすずみざくら)を見に行ってきた。
なんと、ちょうど満開になった日だった。ぽかぽかとあたたかく、お花見日和だった。カメラの残りフイルム数がどんどん減っていった。

学名「イヨウスズミ」

こちらの薄墨桜、学名「イヨウスズミ」で松山市指定天然記念物である。見頃は毎年4月10日前後とのことだが、今年は4月1日に満開となった。桜の代表的な品種であるソメイヨシノとは違い、花びらがたくさんある。ソメイヨシノの花びらは5枚、イヨウスズミは16枚前後だそうだ。

あと、私が見た感じ、薄墨桜は葉っぱが赤みがかっていた。ソメイヨシノは緑色な気がする。

松山銘菓に「薄墨羊羹」がある。薄墨桜にちなんで名前がつけられたとのこと。

良い天気

遠くから眺めると、花びらの違いはイマイチわからない。枝が垂れているか、色が濃いか薄いかぐらいの違いなら遠目でもわかる。来年のお花見は、花びらにも注目してみよう。

西法寺の御朱印

今回は納経帳を持参していたため、御朱印をいただいた。トラのハンコが押されてあった。「寅年やから?」などと、とんちんかんな事を言い放った後に、今年は卯年だと気が付く。

伊予十二薬師霊場の1つとなっており、方角にちなんだ干支をお祀りしているとのこと。なので、西法寺は寅を祀っている。薬師如来は健康のご利益が高い仏様である。十二薬師霊場を巡ったら、めっちゃ健康になりそう。

巡礼といえば

四国には、八十八ヶ所霊場を巡るお遍路と呼ばれるものがある。数年前に1年間かけて、月イチの週末に自動車で巡礼した。八十八ヶ所巡礼し終え、和歌山県の高野山で結願した。

四国を徒歩でぐるりと一周する「歩き遍路」をされる方や、何周もされる方がいらっしゃる。
コロナの影響でめっきり減ってしまったが、四国では、お遍路さんと呼ばれる方をよく見かける。白衣を着て、菅笠を被って、金剛杖を持っている方だ。

お遍路さんを見かけるたびに、また八十八ヶ所巡礼したいと思う。


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