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いつまでも甘えたくなるときがある

「小さいときみたいに
髪の毛洗って〜」
  


小学校4年生の時だったかな、
娘が言ってきたことありました。
  


  
洗い場で正座したわたしの足に
娘の背中を乗せる形で抱っこして
  
赤ちゃんの時みたいに
シャワーを掛けて髪の毛を洗って^ ^
  
  


無邪気に微笑んで目をつぶる表情に
「こんなことくらいいくらでもするよ」
そんな気持ちで
よろこんでやっていたこと思い出しました。
  
  
  
というのも
「眠すぎてあかん…
歯磨いて」
  
高校生になった娘からの
十数年ぶりの依頼。
  
  
小さい頃、小学生の頃みたいには
  
「ただやってほしいと思うからやって」
とは言いにくいよね^ ^


  
「やってもらった時間寝てられるからな」
なんてコメントつき^ ^
  
  


正座したわたしの足に娘の頭を乗せて
歯ブラシを持つ。
  
  
  
そんな瞬間に
  
「耳掃除はお父さんがうまいから〜」
と言って
  
父の膝枕で
結構な年になっても
耳掃除をしてもらっていた
  
わたし自身の
あの日の嬉しかった記憶にも出逢えた。

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