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Friday log #11 (11/25) rainy side up


ロンドンに来てから一番しんどくて、一番泣いて、でも一番学んだことが多い一週間でした。

いろんなちょっとしたストレスが、ちょっとずつ知らない間に溜まってるのは感じてたんだけど、ストレスの発散方法なんて知らないし、「他の子は頑張ってるから、弱音なんて吐いちゃだめだ!」って思って立っていたのが、急にグラッと崩れちゃった感じ。寝れないし(寝ても深夜には目が覚めて、眠りが深くない)、悪夢を見ちゃうし、胃が痛くて何も食べれないし、集中できないし、なんでかわからないけど悲しいし、授業には頑張っていくけどおうち帰ったら何もできない自分に嫌気がさしてまたストレスが溜まる、そんな悪循環でした。

いろんなストレスが溜まっていたんだけど、一番はストイック病にかかっていたことでした。なんでストイック病になっちゃうかというと、私は、もともと備わった能力というより、チャンスや運を掴み続けて努力をし続けたからここにいるという自覚が(傲慢にも)あるからです。だから、努力をしなかったりチャンスを逃したりすると、自分には何も価値がないと思ってしまいます。noteで言う話でもないんだけど、常に二番手だからいいところまではいくんだけど誰からも選ばれないというコンプレックスが昔からあって、でもそれが勉学や奨学金で”選ばれる”経験をしてしまった(=そしてそれは実力主義を理解した上である程度は自分の努力に基づいているという自己認識がある)からなのかもしれないです。だからこそ、休むことに物凄く罪悪感があって、平日に映画を見るなんて考えられませんでした。休むって何?寝ること?みたいな限界レベルのストイック病に罹り続けて、勉強し続けて、体を壊して、でもまだ勉強して、限界だったのかもしれないです。そして、いいことがあるといつもちょっとだけ後ろめたいです。I deserve it の感覚が全くないです。

でも、いろんな人と話して考え方をちょっとずつ変えようとしています。確かに、このスタイルを続けていればこれからどこかで”本当の意味で”動けなくなってしまうかもしれないし、誰も私に努力を求めていないし、誰も私に”成功”なんて求めていないし、何より心身の健康が第一です。ほどほどに、メリハリをつけて生活することが何よりも大事なんだと本当に思います。だから、来週は意識的に頑張って休もうと思います。大学3年間を通して、このバランス感覚を養いたいです。決して焦らず、でも継続することで見える景色もたくさんあるのだと思います。とりあえず、今はそれを信じて、継続できるように自分の心身の健康に気を配りたいと思います!
(というか日本の大学生もアメリカの大学生もバイトとかサークルとかするよね、私は本当にここら辺の感覚が0か100で狂ってる)

そしてこれはまたちょっと違うストレスの話なんだけど、自分の意見をはっきり言えない自分にもがっかりしました。冷蔵庫のものを使われちゃって相当悲しかったんだけど、やっぱり英語では強く言えなくて、なんとなくニコニコしてたらやっぱり舐められちゃったのかなあと思います。

でも、これに関しては今までちょっとずつ学んできた、私なりの人間関係の構築の方法が生きてきて嬉しかったです。小さい頃から、人間関係が本当に苦手(難しくて)、何度も一人でいいやと思ったり、もう無理かもしれないと思ったけど、それでも諦めたくなくて、失敗もたくさんしたけど学んできたことが生きてきてすごく嬉しいです。ロンドンに来てからも人間関係で悩んだけど、それもひっくるめて成長を感じます。丸く伝えること、相手をリスペクトすること、相手の話に耳を傾けて聴くこと、正義や正解は人それぞれだから0/100を決めるのではなくて、妥協と歩み寄りを繰り返すこと、直接話したほうがいいこと、18年間一番苦労して学んできたことが今生きてきました。だから、仲直りもできたし、ふと周りを見渡せば今の人間関係にすごく満足しています。挫折も失敗も遠回りもするけど、いずれ全て生きることをこれからも頭の片隅に置いておこうと思いました。

いよいよ冬ですね。ロンドンはクリスマスムード一色です。クリスマスもそうだし、みんな一年頑張ったからこそ、ホリデーをdeserveする価値があるよね!みたいな良い意味で浮き足だった雰囲気がとても好きです。みんなあったかくして風邪ひかないでね!



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