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Day52 第1回 GX Creation Meetingに参加してきました。

10月4日、第1回「GX Creation Meeting 都市と緑とカーボンニュートラル×世界の都市政策の最前線」に参加してきた。

会社では、何故か環境保全に関心のある人々が少なく、あまり話題に上らない。都市開発には環境系の制度があるが、計画担当者はそれ以上のことはあまりやりたがらないことが現状で、緑・緑と言っていると、やっかいな人・面倒な人・理想ばかり言っている人、と思われる節もある(推測)。
一方、まち歩きで公園を覗くと多くの人々が公園の緑に癒されに来ており、緑好きな人は世の中に沢山いるのだ。

第1回のお題は「なぜ、日本ではカーボンニュートラルがアジェンダにならないのか」だった。

東京大学 小林教授に、海外都市計画における環境対策の事例と日本の都市計画における環境対策関連の制度の現状をレクチャー頂いた。
印象としては、日本も環境対策の制度や目標は揃ってはいるものの、海外の都市に比べて開発事業者に対する強制力が少ないのではということだ。
その後、グループディスカッションに入り、私は、京都の町をあるいたnote投稿を題材にグループでお話をさせていただいた。

グループでご一緒だった方が、一人樹木に反対の方がいると、10人の内9人賛成でも樹木を植えることができないと訴えられていた。

帰宅後、これだけSDG’Sが世の中で謳われている中で、日本の総合デベロッパーはどのような動きをしているのだろう、とHPを調べてみた。
2つのデベロッパーを紹介する。

やはり対策はしておられた。
ということは、大手のデベロッパーは、大抵は環境対策について何らかの措置をしていることになる。

では、何故、日本の都市で緑が少ないと思うのか。
それは、やはり、人が歩くことが多い道路での緑の少なさと、狭い敷地に敷地いっぱいに建てられた店舗・戸建て住宅・集合住宅が多い事と思われる。
小林教授が、シアトルでは郊外の戸建てに住んでいる人々を都心の集合住宅に移すように強制力のある制度を作ったことを紹介されていたっけ。
日本もそこまでする必要があるか、とふと考えたがしかし、人口減少が起きるこの日本ではそこまでしなくても、その内に郊外では空家が増えて緑地に変わる可能性もある。

やはり、対策は、公共空間に如何に緑を増やしていくか、緑の多いウォーカブルを如何に進めていくか、が鍵ではないかと考えた。
あとは、狭い敷地に建てられた建物群に対する環境対策。
戸建ても200㎡以上敷地があると前庭を作れて良い景観がつくれるのだ。
どうなんだろうな、暫く考えよう。

次回、第2回は山崎満宏氏の講演だ。

また報告いたします。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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Riesan@仕事・学び直し・自分軸
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