ご報告|「内側ゼミ_1期」が終了しました!
「内側から変える人のためのゼミナール(通称:内側ゼミ)」の第1期。3社から4名のメンバーが集って、今年の7月からスタートし、先日、全6回のゼミの最終回を終えました。
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第1回〜3回までは、「インプット(レクチャーや話題提供)」+「インタラクション(メンバー全員の発話と他のメンバーからのリアクション)」によってゼミが進行していきましたが、後半の3回は各回に一社ずつが割り当てられました。
メンバーの「アウトプット(自社の課題と自分の話)」からスタートし、その場にいるメンバー全員で、その会社のこれからを、まるごと1回分を使って考えるスタイル。自社の担当回を具体的にどのように使いたいかは、参加メンバーに完全に委ねられていましたので、準備は結構、(気持ち的に)大変だったかもしれません。
結果として、そこで話された内容はかなり赤裸々な会社の内情だったのでここに書けないことばかりでしたが、「事業と経営の関係性」「異なる価値観が共存できる組織」「帰属意識は必要か」などなど、踏み込んんだやり取りが多く交わされました。いつもと違った位相で問題を語り直し、様々な角度からリアクションをもらうことで、その場で正解や答えこそ見えずとも、考え方の引き出しを増やすことができたのではないでしょうか。
また、印象的だったのは、みなさん会社の話の前に自分の話を丁寧にしてくださったことでした。会社をどのように、どうやってより良く変えていくのかというテーマの手前に、「なぜそれを、私が、変えたいか」がある。特定の会社のコンサルティングを目的とした場ではなく、「内側から変える人」を応援する場として構想された「内側ゼミ」ならではのシーンだったように思います。
運営メンバーも含めて手探りで進めてきた第1期、今後のRHRBの活動の展開については、運営メンバーの振り返りを経て決めていこうと思います。
そう遠くない時期に、またオープンセミナーを企画したいと思っていますので、告知をお待ちください。それでは!
(つづく)
text=Tatsuhiko Watanabe