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ご報告|「内側ゼミ_1期」第1~3回目が終了しました。折り返し地点です。

7月からスタートした「内側から変える人のためのゼミナール(通称:内側ゼミ)」の第1期生には、3社から4名のメンバーが参加しています。

所属する会社の規模は600名〜3000名前後で、中〜大規模の組織。また会社における立場はそれぞれ、代表取締役、取締役、経営企画、ブランドディレクターと、業態は全く違いながらも経営に深く関わるメンバーです。

先日の第3回の開催を終えて第1期の前半が終了しましたので、ごくごく簡単なレポートですが、ここまでの「内側ゼミ」の様子をお伝えします。


初回は時間をかけて、「いま思う、自社の課題」をシェアしました。同じ会社から参加している2名も、一人ずつ、他の参加者と同じだけ話す時間をとります。会社が同じでも、個人として見えている景色には違いがあって、その違いこそ、何かを「変える」出発点として大切にしたいというゼミナールとしての思いがあります。
さらに、これも「内側ゼミ」の特徴ですが、参加メンバーが自分の話をすると、同じかそれ以上の時間をかけて同席している他のメンバーからフィードバックがもらえます。こうして得られる学びのギフトを一言一句聞き逃すまいと、みなさん、自分のパートを音声をレコーディングして持ち帰るのが習慣になっています。

2回目と3回目の前半には、それまでの参加者の話を受けて、ゼミナール運営メンバーから提供できる視点を共有する「スタディー・パート」を設けました。2回目には、オープンセミナーでも好評だった岩崎春夫さんによる「企業活動の全体像」「国際IRフレーム」に関するより詳細なレクチャーを。そして3回目には、西村佳哲さんがそこに住みながら7年間携わった神山町の「まちづくり」の事例から、「変え方」を考えるためのいくつかの補助線の引き方を共有していただきました。

「内側ゼミ」を通じて自社の課題をより深く考え、会社の中で実際にいくつかのアクションを起こしてみて、そこで得たフィードバックや気づきを次回のゼミで共有する学びのサイクルがいま、自然とできつつあります。

折り返し地点まで来た「内側ゼミ」は残すところあと3回。後半は各回にそれぞれ1社ずつ割り当てられています。場にいるメンバー全員で、1社のことを、まるごと1回分を使って考えるゼミになる予定ですが、自社の担当回を具体的にどのように使いたいかは、参加メンバーに委ねられています。

どんな時間になるか、いまから楽しみです。

内側のメモ書き
猛暑の夏。ゼミの会場である合羽坂テラスの古い全館空調もついに壊れたそうですが、新たな冷房機器の導入がゼミの日程になんとか間に合って一安心しています。ちなみに過去3回、事務局のTさんが用意した軽食は、初回:おにぎり → 2回目:カツサンド → 3回目:ピザ、でした。果たして次回の軽食は……。

(つづく)

text=Tatsuhiko Watanabe