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草冠に鬼と書いて『あつめる』と読む

何か集めているものはお有りだろうか?レコード、スポーツ選手のトレーディングカード、好きなアニメのグッズ、漫画本にぬいぐるみetcあるとあらゆるものにコレクターがいてそれに全財産を投じる人も少なくない。古本やレコード、絵画etcのガチ・コレクターの世界だと、超お宝級コレクターズ・アイテムが大量に出回ることで『また蒐集家が死んだな⁉』と商品をみて思うことがある。大概は同居の家族に理解を得て蒐めているコレクターは少なく、遺族にとってはなんだかよくわからないものをとりあえず業者に買い取ってもらうからだ。再びお宝は浮世に出回り因縁のある新たな蒐集家のもとに旅立っていく。

古本やレコードは世界的なコレクターがいてアイテムの相場もあり、投資としてアイテムを所持するものもいる。投資な奴(やーつ)が出てくれば商売的には、よりマッシブになるが『おもしろの神様』から遠ざかっていくような気がしてならない。高値で買ったビートルズのレコード、オーデマ・ピゲの時計、supreme とヴィトンのコラボ(やっぱりみんな認められたいんやねー♪)。そんな奴らに「何道の真ん中歩いとんねん、端っこ歩けや!」と言ってやりたい。

お金と引き換えに鬼の首を刈ったような顔ができる。故に「蒐集家」ではないからね。この事だけはどうしても言いたかった。

蒐集家って、あんま認められてないところに手を出して、きっちり取っておいて文化財まで価値を高める人たちのことだからね。そんな好きではないけど、やくみつるが有名人のタバコの吸殻集めとか、尊敬するみうらじゅんのエロスクラップとか、彼らみたいのが蒐集家のメインストリームなんだよね。蒐集家が欲してるものってmoneyじゃなくてfameだよ。何億も出してバスキアの絵買ってる奴なんてshameだよw



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