電子レンジよりオーブン

さて、帰国準備で物を売ったりしているのですが、テレビとルーターと電子レンジは買い手がついて、いくらかの足しになりそうです。

まだ1週間弱あるのですが、受け入れ研究者の先生が、「なんだったら今日電子レンジ大学に持ってって引き渡そう」とか言い出す。待て待て。電子レンジは毎日使うから最後の日まで持っておきたいんですが! 買い手の人もなんで電子レンジ持ってなかったんだ? とちょっと不思議に思ったんだけどなるほど、この国では電子レンジは最重要ではなくてオーブンのほうが大事みたいだ。電子レンジは、あればいいなといった程度のもののよう。ふうむ。

一方私たちは、米をレンジで温めたいから、オーブンじゃあかんわけです。赤ん坊のスープとかもそうなんだけど、独り暮らしでもとりあえずレンジ必須な気がしていた。ともするとガスコンロがなくても、レンジさえあれば…というところがないですか。

食文化の違いが要求する道具の違いにも見られるってことかなと思いましたとさ。日本に帰ったら冷凍ピザをカリッと焼けるオーブンはないんだなと思うと少しさみしい。

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