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赤ちゃん連れのホテル泊

ホテルというのは、日本の旅館でない限りは、ベッドである。我が家は布団派だ。大きなホテルではベビーベッドを提供してくれるようだが、すでにつかまり立ちをはじめているので、より危ない。都合2度ほど赤ん坊連れで泊まったが、ビジネスホテルだと、ほとんど床がないので、ベッドの上ではいはいさせる必要が出てくるが基本的には狭すぎてすぐ落ちそうになって怖い。

今回、アルバカーキの最初の5日間の宿は、物価が安い地域ということで、リビング+ダイニングとベッドルームのある部屋を取ってもらった。キッチンもついてる。(食洗機もある!)赤ちゃん連れにとってはありがたい宿である。現地の先生の手引きでオンラインの最安値より、一泊に付き30%くらいディスカウントで泊まれた。リビングで赤ん坊が這いずり回れ、レンジで離乳食を温められるなんて、言うことなし。初海外の夫に、ずっとアメリカ食を食べさせ続けるのもいやだったので、サトウのごはんとアマノフーズのフリーズドライ味噌汁などで少し落ち着いてもらうということもできた。朝ご飯はついてきたので、それもありがたかった。さらに、プールとジャグジーまであったので、多少運動もできた。自分の条件に合った宿に泊まるのは、とても重要なのだなあ、と思った。まあ、いつもできる贅沢じゃないけど。食事も、中華のテイクアウト、ピザなども食べて、だいぶ落ち着くことができた。おいしいとおもえるもの、それから温かいもの、そんなものが大事だ。

最初の週は、ホストの先生の授業に出て、留学生用の「タダで持ってっていいよ」小屋に行き(ホコリアレルギーでやばくなった)、調理機器やらなにやらをゲットし、布団を探しに行き(赤ん坊と寝るのは高さのないところがいいし、夫は布団派)、大きなショッピングモール(ホームセンター?Wal-MartやTargetというところに行った)必要最低限の物品と、炊飯器や日本の食材などをアジア食材店でそろえたりしていた。

赤ん坊は、広い部屋で這いずり回れはしたが、最初の週はやはり時差ぼけで変だったらしく、初日は午前3時からもぞもぞしていて、耐えきれずに朝4時から起きてつきあった。なんだかんだで1週間弱でほとんど時差ぼけじゃなくなってくれたのはありがたかった。

ダブルサイズの布団を2枚ゲットして、ひろい部屋に住むようになって、いくらキングサイズのベッドとはいえ、子供をはさんで大人二人で寝ていたのはやはりストレスフルだったなあと思う。夜中に落ちないように常に気にしていないといけないし、なぜかヘッド部に頭をぶつけたり、そこでつかまり立ちしたりしていたので、いろいろ(主に夫が)大変だったようだ。しかし、海外で布団敷きの宿なんてないだろうし、やっぱりはいはい期の子供とホテル泊というのがちょっと難しいということなんだろうなあと思った。

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