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DJI MAVIC Proを使ってドローンアプリのプログラミング(デバッグ編)

前回記事
DJI MAVIC Proを使ってドローンアプリのプログラミング (アプリ編)

前々回記事
DJI MAVIC Proを使ってドローンのプログラミング (準備編)

いよいよ実行編

android studioでのリモートデバッグでは動かない。
恐らくアプリ側からドローン本体がWi-Fi通信するため?

Android端末側のデバッグ準備
実機でバッグの方法はAndroid側端末(GALAXY S8)で行った。
Android端末で

設定→端末情報→ビルド番号

ここを何度か連打タップ。そしたら設定画面に「開発者向けオプション」が表示されるようになるので、ONにして「USBデバッグ」のチェックを入れる。
#OSがアップデートされたら方法は変わるかも
PCとAndroid端末をUSBで接続したらAndroid端末側に「USBデバッグを許可しますか?」の旨の文言と PCの(おそらく)MACアドレスが表示されるのでOKを押下。

AndroidStudio側のデバッグ準備
AndroidStudio側は

実行→デバッグ→接続済みのデバイス

から接続した端末を選択してOK。
接続して直ぐには表示されなかったり、正しい端末名が表示されるまで時間がかかることがあるので少しは気長に待つこと。

これで実機デバッグできる。
デバッグをするとAndroid端末側にデバッグするアプリがインストールされるみたい。
アプリ一覧に(アプリ側でアイコンを設定していなければ)ドロイドくんのアイコンで指定したアプリ名のアプリがインストールされていることが分かる。

実機デバッグ
ドローンとAndroid端末を接続するには2つすることがある。

ドローンの制御モードをWiFiモードへ切り替える。
Mavic Proの場合はMicroSDカードが入っているスロットカバーを開いたところに制御スイッチがあるのでこのスイッチをWiFiモードに切り替える。普段はRCモードのはず。

Android端末をドローンにWiFi接続する。
端末側のWiFi設定でドローンのアクセスポイントに接続する。
AP情報はドローン本体のシールに記載。
Mavic Proの場合はバッテリーを外した本体部分と右前足にシールが貼ってありSSIDとパスワードが書いてある。
ドローンの電源をONにするとドローンAPが有効になるのでAndroid端末で接続する。

とうとうデバッグ
Android端末をドローンAPに接続すると実機デバッグの準備が完了。Android端末でデバッグアプリを起動すればカメラ映像が見られる。
今回使ったサンプルアプリではリアルタイムのカメラ映像の表示、静止画・動画のキャプチャができた。
キャプチャしたデータはドローンのMicroSDカードに保存される。

やってみて

サンプルページを参考に自分でコーディングしようとしてたところで一週間くらいつまずいたが、サンプルアプリをそのまま起動するだけなら半日かからずで終えることができた。

サンプルページ
Creating a Camera Application - DJI Mobile SDK Documentation
https://developer.dji.com/mobile-sdk/documentation/android-tutorials/FPVDemo.html

DJIのDeveloperページとかReferenceが日本語化されたらめっちゃ開発しやすいのになぁ・・・。

あなたにサポートができるのか・・・!