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RとGとBに関して2020.11.23

2020.11.23 秋山実生    >>>

R:
赤はなんとなくもたされるもので、選ぶものではないと思っていた。
自分の色ではないとも思っていたが、最近になって似合うと言われる機会も増えた。
ふいに自分の色になってくれそうな気もするし、なんというか、「いる」かんじがする。
隣にいても、寄り添うのではなく「迫って」くる。
端っこにいるとなんとなくぐらついてしまうから、まん中に置かれることが多い気がする。
強烈なよさにはよろこびも悲しみもある。

G:
私は小さいころ緑をえらぶのが好きだったらしい。
でも、あらためてどんな印象なのかってよくわからない。多様な色であると思う。
なんというか、もやもやしたものをもやもやしたままに、拡大して包んでくれる。そしてさわやか。
にぶい輝きと、決めきらないどうでもよさが安定してよい。
私はビリジャンの絵具を、トロっとした油と溶ききらないうちにべちゃっと乗せるのが好きだ。
白をすこし混ぜてもいいし、チューブから出したままの生々しさもいろっぽい。
そういうきらきらしたときのこれも好き。

B:
とうぜんのように好きだし、すてきだなぁと思うけど、いつも遠いもののようにも思う。
青が好きなことってなんだかカッコわるいことのような気もしていた。(色じたいはすてきなのに、なぜだろう)
日本語でうたう「恋はみずいろ」の歌詞が好き。
絵具としてのみずいろはすべてを隠してくれる。
空より海が好きだけど、海の色って空をうつした色だよなぁと思った。
水じたいに色は感じない。
みずいろはなにをうつした色なんだろう。

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