雨夜音は、希望だった
アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の雨夜音が、8月末で活動終了すると公式サイトで発表された。
奇しくも活動最終日の今日は、彼女の誕生日だった。(雨夜音に関しまして)
雨夜音という存在は、その明るい性格と才能によって、このグループにとって特別な存在だった。
だからこそ不本意の活動終了は、無念で仕方ない。
彼女の存在がグループにもたらす影響は、なぜそれほどまでに大きかったのか。オタクが待ち望んだ「明るさと将来性を持った存在」だったからだ。
(彼女を推しているオタク達に直接話を伺ったときに「若くてかわいい」「明るい」などが返ってきた。懐かしいね…)
彼女の天真爛漫な活躍は、冠番組の22/7計算中やグループ活動内においても度々言及されている。
同企画内で、後輩メンバーの中で唯一先輩相手に対決企画を挑んでいる。
行動からも若さ溢れている。(フリオチも完璧)
そして彼女が特別な存在であり、人気だった理由は、「声優になりたい」と公言しているメンバーだったからと筆者は考えている。
現在のグループの中で、声優になりたいメンバーは少ない。それ故にアニメや声優のことも好きなナナニジファンが、彼女に大きな期待をしていたのではないだろうか。
もしいつか表舞台に戻る道を選んだとしたら、共演するところも見たいと思ってしまう。
そして元々ナナニジが好きで、グループに入ってきてくれた後輩メンバーである点は、ファンの目線と近いからこそ親近感を抱きやすい。
ブログの言葉に偽りはなく、定期公演のソロコーナーでは、「ナナニジが大好き」を表現している。
(FC会員ならFC内でもっと長尺で見れます。絶対見てください。本当に良いので。)
会場に響くすすり泣き。定期公演#3の彼女のソロコーナーは多くのオタクが泣いた。
その朗読は、宮瀬玲奈卒業を控え、望月りの活動休止の状況で、今後のグループの先行きが不安だった筆者の気持ちを和らげ、みんなの心に希望を与えた。グループの希望となった。
雨夜音の存在は、困難な状況でも希望を見出す力を与えてくれ、どんなに難しい状況でも前向きな気持ちを保つ力を与えてくれた。
このように、雨夜音は彼女特有の魅力によって、グループに明るさと希望をもたらした。
だから彼女は謝る必要も無いし、これからはゆっくり1人の学生としてやるべき事をやるだけでいい。
最後になるが、この記事を書く必要は、正直なところ無い。発表後、本人に伝えたいことは手紙に書いて速達で送ったからだ。
でもこの記事を書いたのは、「22/7に八神叶愛役 雨夜音が存在したこと」を少しでも残したいと思ったから。こんな素晴らしい子がグループにいたんだということを残したい。
もう表舞台に戻ってくることはないかもしれない。
どんな選択をするにせよ、彼女の輝きや素晴らしさは、ずっと心に残り続ける。
ナナニジのメンバーとして活動してくれたことが、彼女の人生の中で素敵な思い出になりますように。
これからの人生が、素晴らしいもので満ちていることを心から願って。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?