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「マザーキラー」って知っていますか?

こんにちは。突然ですが、別名を「マザーキラー」と呼ばれているがんがあるのをご存じでしょうか。

恐ろしい名前ですよね。このマザーキラーとは、年間約3000人の女性を死に至らしめる「子宮頸がん」のことを指します。30代~40代に多いがんであり、子供を残して亡くなることも多いので、母親を亡くしてしまうという意味で、このように呼ばれます。

今、子宮頸がんと聞いて女性の病気だから男性の自分は関係ないと思った方もいるのではないですか?

そんなことはないです!男性にも関係のある話をたくさんするので、女性も男性も最後まで読んでいただきたいです。

今回はこの子宮頸がんと子宮頸がんを予防できるHPVワクチンについて、一緒に学んでいきたいと思います。

子宮頸がんとは、女性の子宮頸部という場所にできる、がんのことです。 日本で毎年約3000人もの人々が子宮頸がんにより命を落としています。また子宮頸がんにより、妊娠することができなくなる女性も毎年1000人以上います。さらに子宮頸がんになると妊娠できなくなるだけでなく、治療の後遺症として排尿障害や排便障害になる可能性もあります。

子宮イラスト

自分がなったらと考えると本当に怖いがんですよね。

この子宮頸がんは何が原因でなってしまうのでしょうか。

実は子宮頸がんはほかのがんと違って、95%以上が性的接触によりHPV(ヒトパピローマウイ ルス)というウイルスに感染することが原因で生じます。さらにこのHPVは性交経験のある約8割の女性が感染していて、誰もが子宮頸がんになる可能性があるのです。

このように決して他人ごとではない子宮頸がん、可能ならば予防したいですよね。

勘のいい方は気づいたかもしれませんが、子宮頸がんはHPVというウイルスに感染することで発症するため、ワクチンによって高い確率で予防することができます。

インフルエンザウイルスワクチンや、新型コロナウイルスワクチンと同じですね。

今回はマザーキラーと呼ばれる、子宮頸がんについて学んできました。


ワクチンで予防できるという話をしましたが、ワクチンを用いる際にはどのようなメリットがあるのか、副反応があるのかといったことが気になりますよね。

そのようなことに関しては次回勉強していきましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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