【ヒュージリーダーズ】エルミンスター・マスポリモーフ【EDH】
2022/09/23 エルミンスタートークンズについて追記
こんにちは、ヒュージリーダーズ星人のぱいそんです。
今回はヒュージリーダーズの《エルミンスター》を使用したコントロール＆コンボ＆アグロデッキです。完成度は9割ぐらい。
ヒュージリーダーズのルールはこちら。
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・エルミンスター
エルミンスターはヒュージリーダーズに最適なカードである。
プラス能力に②軽減を持つ。これはエルミンスターを出した次のターンには8マナのインスタント・ソーサリーが使用できることを示す。8マナのソーサリーといえば、そう《アミナトゥの占い》に即座にアクセスできる。
マイナス能力も強力である。《エルミンスター》は5マナのカードの中で最もクリーチャーの頭数を展開できるカードである。(雑調べ) マイナス時に土地でないカードをめくれば5体以上の1/1ドラゴン・フェアリーが得られる事が約束されている。この5体のトークンを《集団変身》や《模造運命》すると強力なクリーチャーコンボが即座に完成する。5→6マナの美しいマナカーブに惚れ惚れする。
出たトークンは同じ部族なため、部族サポートを受けさせることで強力な殴りを実現できる。トークンが6体以上出れば即座に《ウルドのオベリスク》で2アクションを取る事ができる。
そして何より《エルミンスター》はPWに大事な大マイナス能力、通称「奥義」を”持っていない”という強みを持つ。放っておいても奥義が使えないのだ。これは即ち、相手からすれば《エルミンスター》を殴って落としに行く必要が無い。無理をして落とす必要が無いと思わせることができれば《エルミンスター》を守る手間が省ける。その結果、ゲーム中②軽減のメダリオンとして働き続けて大きなアドバンテージをもたらす。持たざるが故の強さは「強すぎる動きは咎められるが、中途半端な動きには目を瞑らざるを得ない」ヒュージリーダーズのゲーム性に非常にマッチしている。
・集団変身パイル
《巨大鯨》or《パリンクロン》
《狙い澄ましの航海士》
《ジェイスの精神追い》
による無限マナ、無限LOが集団変身のパイルには良さそうである。
《巨大鯨》と《パリンクロン》は片方を《意志の力》や《徴用》のコストに充てたいだけでなく、手札に《狙い澄ましの航海士》が来て唱える時用に2回土地アンタップを行いたいので両方入れておく。
《ジェイスの精神追い》があまりにも弱いカードなのだが、エンドステップの無限ブリンクで勝利できるのはこのカードしか見当たらなかった。偶数マナコストのクリーチャーは相手の《深海の破滅、ジャイルーダ》に吸われるので可能な限り採用しないのがヒュージのお作法である。
余った１枠は《星界の神、アールンド》。裏面の《囁く鴉、ハーカ》が強いので採用する。《囁く鴉、ハーカ》はエルミンスターで軽減した２マナでちょうど出ると聞けばいかに強いか分かるだろう。自分で手札に帰るところも全体除去カードと噛み合っている。
・ゲームプラン
基本的にはPW除去コンとして立ち回る。速攻を持たないクリーチャーで戦おうとするデッキは完封できるだろう。タイミングを見計らって《集団変身》や《精神力》コンボを通す。
相手もカウンタ―を構えるデッキの場合はマイナスのドラゴン・フェアリー軍団でアグロプランを取る。《旗印》を使えば5/5飛行が5体になってライフ25点が即死する。7/7が7体ならほぼ2人退場。他人のドラゴンやスフィンクスもムキムキになるので注意したい。
インスタント・ソーサリーを連打するデッキなので《厄介なキマイラ》と《さまようアルカイック》が相当キツイい。全体除去や全体バウンスをタイミングよく打っていきたい。
・《Mishra's work shop》持ってないんですけど…
《Mishra's work shop》＞《裏切り者の都》＞《水晶鉱脈》
の順で強いので好きなものを使えばよい。
《金粉の睡蓮》と《彩色の宇宙儀》を１ターンでも早く出す用の土地枠。
・エルミンスタートークンズ
変身型のリストを公開後、筆者は集団変身を抜いてトークン主体の戦略を試してみたがこちらも感触が良いので乗っけておく。《キャンドルキープのひらめき》が非常に強力なカードだ。
・まとめ
コントロール、アグロ、コンボの３拍子揃った素晴らしいデッキが仕上がった。奥義が無いゆえに強い謎PWをぜひ使ってあげて欲しい。
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