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【ヒュージリーダーズ】ティムール続唱【EDH】

ヒュージリーダーズ星人の友人の記事を掲載します。


こんにちは、ヒュージ・リーダーズ星人のゴトバ(@Gotoba_JK)と申します。

ヒュージ・リーダーズ界隈の波に乗り、拙文ながらデッキ解説の記事を寄稿させていただきました。

《大渦の放浪者》禁止後のティムール続唱について紹介していきたいと思います。


<デッキリスト>


<コンセプト>

《大渦の放浪者》の禁止前は、統率者キャストからそのまま完走できる構築がメジャーだったと思います。

本構築は5マナ域を《鏡割りのキキジキ》+《士気溢れる徴集兵》に絞り6マナ続唱の捲れを固定化することで、早いターンでの無限トークンによるコンボ勝ちを狙う構築です。

統率者に求める資質は空いている5マナのマナカーブを埋めることですが、今回は打消し呪文への耐性を高められる《龍爪のスーラク》を選びました。

マナ加速を絡めた1→2→3→5のマナカーブで動き、《龍爪のスーラク》で打消し呪文による妨害を咎めた上での展開を狙います。

デッキの構成上、《意志の力》《誤った指図》《厄介なキマイラ》《さまようアルカイック》を採用できず、妨害の上から押しこむゲームプランを取ることが難しいです。

コンバットで他親のライフを削り先に動いてもらい、コンボを通す隙を作れると理想的です。


<想定するメタゲーム>

2022年夏現在のヒュージ・リーダーズのメタゲームは、《精神力》系チェインコンボ (《羊頭スフィンクスの君主、アネシ》《竜英傑、ニヴ=ミゼット》等)、UB軸リアニメイト(《帰還した王、ケンリス》《冒涜されたもの・ヤロク》《欲深き者、エヴリン》等)がTier上位のコンボ環境と考えています。

これらのデッキの強さは細かくアドを稼ぎ打消しでバックアップする動きが可能なことや、そもそも打消しを2枚要求する《具現の技》といった、他親の妨害に一定の耐性を持ちつつ、一定のキルターンを確保出来ることにあると考えています。

ティムール続唱もなるべくこの要件を満たすことを目指します。本リストでは、統率者起点の展開で消しへの耐性を確保し、確定続唱による再現性の高さによるキルターンの確保をしています。


<勝ち筋>

想定する勝ち筋は大きく分けて下記の2つです。

  1. 《龍爪のスーラク》を経由して続唱 → 《鏡割りのキキジキ》+《士気溢れる徴集兵》を揃える

  2. 《約束された終末、エムラクール》でコントロールを奪い、他親で《トリスケリオン》+《不浄なる者、ミケウス》を決める

トリミケコンボは他親で決めても自分が勝てるコンボなので、自分の手前が青黒軸だった場合は昂揚の枚数を意識してプレイします。(墓地を確認するとばれるので)

《頂点壊滅獣》はぶっぱ枠ですが、《龍爪のスーラク》がいる状況だと《対抗激》《呪文乗っ取り》が外れ枠になるので唱えるタイミングには見極めが必要です。

青が濃い環境で被弾する除去はほとんどがバウンス・トップ戻しなので除去されてコンボが再起不能になる展開は少なく、《鏡割りのキキジキ》や《士気溢れる徴集兵》はとりあえず盤面に出して聴牌にする展開も多いです。


<まとめ>

最近のウィザーズは土地や出来事などヒュージ・リーダーズで採用可能な妨害呪文を多く刷る傾向があり、ティムール続唱はそのたびに少しずつ強化されているアーキタイプです。

(ヒュージ・リーダーズはウィザーズに監視されている!?)

デッキのコンセプト上、固定スロットが少なく自由なスロットが比較的多いのでぜひ試してみてください。

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