9月まとめボヤき 〜福井に行くために編〜
本物の旅行は何処へ行った?
旅行とは何か。
それを考えるのが旅行会をやる意義なのかもしれない。
人の一生とはあっという間に過ぎていく。
それを多くの人が理解していないがために、あらゆる物事や挑戦が志半ばで終わってしまう。
その中でできることは何か。
見ている景色、日常とは違うものを見てみたい。
未開の地が目の前にある。
だから人は旅をする。
旅行会というものが立ち上がり、企画化して人を巻き込むようになったのは2年前のことである。
以下、各回ダイジェスト。
第1回金沢。
2年前の秋。
まだコロナ禍という時期の中、4人予定のうち半分がコロナまたは濃厚接触で不参加に。
まだ不安の多い時期にその会は始まった。
まさか後楽園より先に兼六園に行くとは思わなかった。
行きそびれた安野モヨコ展にも足を運んだ。
第2回広島。
1年前、春。
15年前の悲劇。小学校修学旅行で行くはずだったこの地に上級生のトラブルで行き先が変わってしまったことを長年の恨みとして抱えてきたが、それがようやく解消された回。
宮島水族館、厳島神社、平和記念公園。
あの日見ることができなかったことをしっかり目に焼き付けた。
第3回高知。
1年前、秋。
後述の福岡と候補地で竸ったが「こういう機会がない限りは行くことがない」の声で決まった。
この回と次の回は4人体制。
坂本龍馬に関する記念館巡りや高知城を訪れた。
第4回福岡。
今年の春開催。
2日とも雨模様で不遇ではあったが、門司港の焼きカレー、博多の屋台、ラーメン、梅ヶ枝餅とグルメづくしの旅。
門司港のほかに大濠公園、太宰府天満宮、九州国立博物館に行った。
そして来る第5回。
行き先は福井。
今回の旅は間違いなく5度の旅行会中最も過酷な旅になることが予想される。
特急サンダーバードが敦賀止まりになったことによる乗り換え必須。
これについてはものすごく文句を言いたい。
せめて福井市まで行ってはどうか。
新幹線延伸で逆に不便になった関西勢。
東京への忖度というやつだろうか。
中途半端な部分開業が観光、既存交通へ与える影響を考慮していない。
口を開けば
関東! 関東!
何でもかんでも
東京! 東京!
そうした世の中への憤りが旅行会で関東、特に東京を扱わない理由の一つである。
自分が行かなくても多くの人が行ってるし、腐る程お金が回っているところに行く意義はあるのか?
というのが正直なところ。
なのでこういう会がないと行く機会すらない場所が行き先として優先されるのは当然のことである。
話を戻す。
まず集合から難があるわけだが、そこから先も苦労するだろう。
行き先3つを2日で回るのだが、
全て他市町村。
クレイジー。
車? そんなものは知らん。
電車バスを乗り継いで行くのはまさに何処ぞの某番組のローカル線の旅のよう。
もはや戦いである。
観光地が離れているのもあり、これまでをはるかに超える難易度なのは間違いない。
それでも恐竜博物館は前評判が高く期待値があり、遺跡あり城ありと過去回と引けを取らない奥深さ。
何が待ち受けるのか。
10月もまだまだ目が離せない。
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