普段何気なく着ているトレンチコート!なぜいろんなパーツが付いている?
皆さん、こんにちは!Kです!
暖かい春が少しずつ近づいてきましたね!
とは言え、まだまだ上着がかかせない季節、
春の上着といえば、
そう!
『トレンチコート』!!
今回はこのトレンチコートのお話!
そもそもトレンチコートは、
第一次世界大戦中、イギリス軍の軍服としてデザインされ、つくられたコートであり、
軍服として、戦闘中に様々な役割を果たすパーツがついているんです!
①エポレット
肩に付いているこちらのベルトは、階級を表すバッジを吊るしたり、水筒や双眼鏡が肩からずり落ちるのを防ぐためのパーツ
②スリーブタブ
袖に付いているベルト部分は、締めて防寒対策をする為のパーツ
③ガンフラップ
胸についている布部分は、その名の通り銃を撃つ際の衝撃を吸収する為のパーツ
④スロートタブ
上襟を立てた際、その上から前面を押さえる為のパーツ。雨風の侵入を防ぎ、防寒対策をする為のもの。
⑤ラグランスリーブ(首回りから袖下部分まで斜めに切り替えが入ったデザイン)
肩の可動範囲を最大限確保する為のパーツ。
⑥アンブレラヨーク
背中上部の2枚の布を縫い合わせたケープ状になっている部分。その名の通り、雨が降った際に水が下に落ちるよう設計されています。動きを妨げないように下は縫い付けていないデザイン。
⑦Dカン
今はあまり見かけないかも?Dの形をしたベルトに取り付けられた金属製のリング。ナイフや水筒、そして手榴弾を下げるためのパーツ。
服から歴史を紐解いていくと、
戦争の為につくられた服、というのも実は存在していて、、、
今の自分の平和な環境が本当に恵まれている、ということに改めて気付かされます!
服にはなぜこのデザイン?なぜこの模様?
など、なぜ?と思うものもたくさんありますよね!
皆さんの普段何気なく着ている服にも、実はちゃんと意味があってそうデザインされているのかも、、
今回はトレンチコートを取り上げてみましまが、単におしゃれだけではなく、その服がつくられた背景を見ていくと、思ってもみないような事実に辿り着くかもしれません!
服の背景を考えることで、服に対して重みを感じたり、愛着が湧いたり、、
いつもとは違った角度から服に触れてみるのも新しい発見があって良いかもしれませんね!!