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Aqoursと10人目の約束

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ということでAqours6thライブ東京ドーム公演の方両日参加してきました〜。

約4年ぶりの東京ドームで魅せてくれたAqoursの軌跡を感想にしていこうと思います。

ドームツアー前の心境はこちら↓
https://note.com/revo_lusion/n/n749eed0a0d72

名古屋の感想はこちら↓
https://note.com/revo_lusion/n/n12a23e16fc1a

埼玉の感想はこちら↓
https://note.com/revo_lusion/n/n668d038e940f


セットリスト

1日目

1.なんどだって約束!

2.未体験HORIZON

3.DREAMY COLOR

4.Awaken the power(1年生)

5.未熟DREAMER(3年生)

6.OKAWARI Happy life!

7.Love Spiral Tower
8.1STAR
9.MOTTO-ZUTTO be with you

10. KOKORO Magic “A to Z”

11. GEMSTONE “DE-A-I”

12. Next SPARKLING!!

13. i-n-g, I TRY!!

14. KU-RU-KU-RU Cruller!

15. Deep Resonance

16. 心の羽よ君へ飛んでけ!

17.Brightest Melody

18. smile smile ship Start!

アンコール


19.君のこころは輝いてるかい?

20. SUKI for you, DREAM for you!



2日目

1. なんどだって約束!

2.未体験HORIZON

3.Future flight

4.ハミングフレンド(1,2年生)

5.空も心も晴れるから

6.RUN KAKERU RUN

7.やあ!行雲流水!?
8.Paradise Chime
9.Love is all, I sing love is all!

10. 迷冥探偵ヨハネ

11. KOKORO Magic “A to Z”

12. GEMSTONE “DE-A-I”

13. Next SPARKLING!!

14. i-n-g, I TRY!!

15. KU-RU-KU-RU Cruller!

16. Deep Resonance

17. キセキヒカル

18. 想いよひとつになれ

19. smile smile ship Start!

アンコール


20. 君のこころは輝いてるかい?

21. SUKI for you, DREAM for you!



Wアンコール


22. なんどだって約束!




特に印象に残った曲


・なんどだって約束!
今回の公演のテーマソングで、4th同様にアニメの劇伴を担当した加藤達也さん率いる「浦の星交響楽団」と今回はそれに加えCYaRon!とGuilty Kissのユニットライブで生バンドを担当した方々が集まっての生演奏でライブがスタートしました。
コロナ禍で一度は果たせなかった「二度目の東京ドームの約束」を再び果たすための曲、といった感じで振り付けにも小指を立てた「約束」を強調したものがあり、前回の東京ドームのテーマソングである「Thank you, FRIENDS!!」とはまた違ったAqoursとファンの「繋がり」がよく現れていました。
また、今回の公演は凄まじく横長なスクリーンがステージ上に備え付けられており、9人の姿を分割して横並びに同時に映すといった芸当が可能になっており、遠くにいる人でも9人の表情を同時に見ることが出来てライブ全体を通して臨場感をより際立たせてくれました。
この曲でいえばサビ部分は9分割で映されていてそれぞれの「約束への思い」を感じ取ることができました。


・未体験HORIZON
一曲目からそのままノンストップで浦の星交響楽団の生演奏による披露になりました。
国木田花丸演じる高槻かなこさんをセンターにした曲ですが、高槻さんは昨年適応障害を発症しラジオやAZALEAのライブで欠席するなど不調が続いていました。
なまじ活動期間が長いためメンバーそれぞれ不調であったり、ソロ活動や他の活動が活発化していくにつれて以前のように9人が集まる機会が減り、昔は当たり前のようになんとなくで聞き流していた伊波杏樹さんの「この9人でAqoursです!」という言葉の重みを次第に痛感するようになっていきました。
しかし、高槻さんは復活し、9人で再び自身のセンターを堂々たるパフォーマンスで飾り会場を大いに感動させてくれました。
「この9人でAqoursです!」それをこの曲を通して強くぶつけられたような気がしてラブライブフェスでの初披露以上にAqoursの根底の力強さを見せつけられたような気がしました。


・未熟DREAMER(3年生)
アニメ一期で強烈なインパクトを残した未熟DREAMERは今回は3年生だけの特別ver.での披露になりました。
3年生、いや初代Aqoursにとってこの曲は非常に特別な曲で、それを3年生だけで披露するには大きな意義があります。
今回イラストによる映像も付いておりアニメから6年経った今なお3年生の絆をキャラも声優さんも関係なく強く感じました。


・Love Spiral Tower
梨子ちゃんのソロ曲になります。
今までのソロ曲とは少し毛色が違い、今回は大胆かつどこか茶目っ気もある梨子ちゃんが出ている曲でもあります。
梨子ちゃんはユニットなどで結構いろんな面が現れることがあり、さながら曲に合わせて形態を変える七変化的なキャラですが、そこが逢田梨香子さんの表現力や表情作りに上手くマッチして自然に世界観に溶け込ませてくれます。
今回もそれは遺憾無く発揮され、曲の小気味のいいリズムも相まって濃密な4分間でした。


・MOTTO-ZUTTO be with you
ダイヤさんのソロ曲です。
Aqoursのソロ曲は各メンバー3種類ありますが、それを好きなもの順に並べた時に一番平均順位が高いのがダイヤさんの曲もかなり好きな曲です。
前回とは違い、より電子音を強調したもので一見大和撫子な黒澤ダイヤには似つかわしくないように思われますが、そこは小宮有紗さんが新しさの中にも声や動きに黒澤ダイヤとしての要素をしっかり出すことで「新しい黒澤ダイヤ」をしっかり見せてくれました。
ここのバランスが崩れると「ただの小宮有紗」になったり「黒澤ダイヤみたいな何か」になってしまうので難しい所ですが、演じるという点ではAqours屈指である小宮さんの前ではそんなことは杞憂ですね。


・Paradise Chime
曜ちゃんのソロ曲です。
曜ちゃんらしく元気な曲で、斉藤朱夏さんの得意なダンスも炸裂していました。
動きとしてはこれまでの元気いっぱい!というよりは洗練された動き、といった感じで本人のダンス力の高さをじっくりと堪能でき、次回以降は一緒に踊りたくなっちゃうようなそんな魅力的な曲でした。


・迷冥探偵ヨハネ
今回披露されたソロ曲の中でも一際異彩を放つのがこの曲です。
その名通りヨハネこと善子の曲ですがこの曲実は試聴動画すら出ておらず今回が完全な初披露でした。
これは12年の歴史を誇るラブライブシリーズとしてはかなり異例で、リリースはおろか試聴すら無い曲がいきなり現地で披露されるのは私の知ってるラブライブの範囲では前例がありません。
最初は会場も「え、善子の番だけどどうなるの……?」と戸惑いながらサイリウムの色を善子カラーにしていましたがいざ披露されればもう誰にも止められない、ここから先は津島善子の独壇場、会場を瞬く間にヨハネだけの世界に引き込んでいきました。
特に印象的だったのが小林愛香さんを中心に前述の横長スクリーンをぶち抜く勢いで広がる超巨大な黒翼で、ラブライブが持つシンクロにひとつの未知なる可能性を見出してくれました。


・KOKORO Magic “A to Z”
未披露の楽曲の中では一番楽しみにしていた曲で、3年の時を経てついに披露されました。
3年は長いですよね……時間の感覚で言うとハミングフレンドが5thで初披露されたようなもんですよ(笑)
スクスタコラボシングルとしてリリースされたこの曲はAqoursがメインを張る3,4章と密接な繋がりがあり、そのストーリーが好きな私としてはぜひ見たい曲で、専用衣装を纏っての登場には思わずガッツポーズをしました。
PVと違わぬ妖艶なダンスや首を振る動きなどが忠実に再現され、3年前にスクスタで攻略に明け暮れたあの頃を思い出せました。


・Next SPARKLING!!→i-n-g, I TRY!!
まさかの披露に驚きました。
この曲はμ'sでいうところの「僕たちはひとつの光」に位置する、アニメの最終曲だったのでもう見ることはないと思っていただけに衝撃は大きかったです。
卒業していく者、残る者……ふたつの対比が強く強調されており2019年頭の思い出が蘇りました。
そして劇場版Blu-rayの特典曲であるi-n-g, I TRY!!へと繋がるのは劇場版の最後のままでは終わらない、現在進行形で進むまさに「ing」なAqoursを見れました。


・想いよひとつになれ
オーケストラの投票枠になります。
1stライブ以降披露されなかったこの曲が4thライブで9人ver.へと進化し、今回更なる進化を果たしてくれました。
オーケストラという生の演奏により音は劇的にパワーアップし、Aqoursもそれに負けじとパフォーマンスをぶつけていくのは爽快そのもので、逢田さんを中心に各メンバーが動いていくパフォーマンスはもうひとつのオーケストラを見ているようでした。
東京ドームでひとつの区切りを迎えたこの曲が再び同じ場所で進化を見せていくのは本当に感慨深いですね。
まだ完全にAqoursにハマりきっていなかった頃に1stライブでこの曲を見て、失敗を支え合いで乗り切った彼女達にμ'sと同じラブライブを背負って立つ「覚悟」と「意志」を見出した私のラブライブ!サンシャイン!!の根本を担う曲でもあったのでそれをこの約束の地であんな豪華な仕様で見ることが出来たのは素敵な思い出です。


・SUKI for you, DREAM for you!
私の中でこのツアー中最も成長した曲だと思います。
名古屋公演の感想でその思いを書きましたが、やっぱりドームツアーといえばこの曲はは避けて通れない……そんな曲です。
去年の「かなり好きな曲」という評価から「かけがえのない大切な曲」となった今もう細かいことは考えません、ただ楽しくどこまでも「好き」をぶつけ合う、5th後のAqours楽曲の大エースとして私の音楽に燦々と輝きを放ち続けています。




お知らせ、MC

1日目はお知らせがありませんでしたが2日目からは解禁、いろいろありましたが大きいのはエクストラライブの開催と幻日のヨハネのアニメ化ですね。

今回はスクリーンにお知らせを見守るメンバーの様子が映るという今までにないものが見れましたが(普段だとスクリーンに顔が映らないし、スクリーン側を見てるうえに暗すぎて表情を肉眼で見るのはほぼ不可能)、幻日のヨハネのアニメ化発表に涙を浮かべる小林愛香さんがとても印象的でした。
並々ならぬキャラクター愛を持つ彼女の心情を考えていたら無意識の内に暖かい拍手を送っていていつも以上に熱と愛に包まれたお知らせでした。


MCはみんな現状に満足せずに合言葉のように「二度あることは三度ある」と次の東京ドームへの意欲を見せていました。

また、今回は斉藤朱夏さんが珍しく感極まって涙する姿も印象的でした。
彼女はソロの場では自分をさらけ出していく結果よく涙を流す姿が見受けられますが、Aqoursとしては楽しむことや曜ちゃんへの追求に重きを置いているためそういった姿を見せるのは珍しかったです。
二度目の東京ドームゆえのプレッシャーを感じていたと語っていましたが、ステージに立つ者として、お客さんの時間をいただいてる者として満足のいくものを提供しなければならないという強い責任感が渡辺曜役という殻を破って溢れてしまった涙ですが、ツアー6公演を駆け抜けた勲章のようにも見えました。

そして〆を飾る伊波杏樹さんはまず斉藤さんのMCで空気を和ませるさすがのリーダーぶりを発揮しつつ自分達のことを必要としてくれる限り走り続けるということ、かつて自分が6年前に見た「伝説のライブ」のことと結成してから一切ブレない一貫したAqoursへの愛を話してくれていました。

この「伝説のライブ」は当時私も見届けていましたが、当時はμ'sへの愛が強すぎたが為にAqoursにはあまり関心が向けられていませんでした。
ですが、前述の想いよひとつになれの感想で書いた通り彼女達にも確かに引き継がれていた意志を見て次第に夢中になっていき、気づけば人生で最高の存在になっていました。

伊波さんは「伝説のライブ」を「最初の思い出」とも語っていましたが今になって思い返せば私もあれはμ'sの終わりでありAqoursの最初の一歩目だったのかなと感じました。



ほんとのほんとに最後の曲

SUKI for you, DREAM for you!を終えても拍手は鳴り止まず、Aqoursメンバーに加え浦の星交響楽団も再集結。
再びこの場所に戻ろうという約束とこれまで名古屋、埼玉を駆け抜けてきた全てを総括するかのように彼女達の歌声と交響楽団の演奏が東京ドームというラブライブの至高の舞台に響き渡っていました。

私にとっても東京ドームはμ'sFINALに始まりAqours4thを見てきた大切な場所だったので最初は「すごいしんみりしてずーっと泣いてんのかなあ」と思っていましたが、終わった時には寂しさもなく風の吹き渡る草原に立っているような「WINDY STAGE」の名を体現するような清々しい気持ちになりました。

それは「約束」というきっとまた果たしてくれるだろうという未来への希望ともAqoursへの信頼とも取れるものがあるからでしょう。




最後に

そんなこんなで2月に始まったAqours6thライブ全6公演無事に駆け抜けきることができました。

当初埼玉しか行けない予定だったのが仕事の都合が変わって名古屋にも行けるようになり、最終的に全て見ることができて良かったです。

これからの道のりも順風満帆にはいかないかもしれませんが、このコロナ禍という長い辛い困難のなか二度目の東京ドームを果たしてくれた18人ならきっと大丈夫だと信じています。

また、自分達だけでなく虹ヶ咲学園やLiella!たち後輩に道を指し示してくれる「かっこいい先輩」としてのAqoursの姿を見ていくのもますます楽しみです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。






「今みらい変わり始めたかも」


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