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藤井風の『花』とは何か?音楽を超えたメッセージに感動

最近毎日のように聞いている藤井風さんの「花」

今の20代の若者の感性が、如実に現れているなと感じました。

藤井風さんの曲は『grace』から聴き始めたのですが、どの曲も素晴らしい。

他にも、『何なんw』『damn』『帰ろう』『死ぬのがいいわ』『きらり』とかリピートしまくって聴いています。

前作の『Workin' Hard』は最初はちょっとよくわからなくて、あんまり聴いてなかったのですが、聴けば聴くほどスルメ的にいい曲だなと。

私は音楽は、やっぱり自分の青春時代の音楽である90年代のJ-Pop。

それから、レディオヘッドやコールドプレイ、オアシスなどのUKロック。

そして、2000年代の初頭のストロークスやリバティーンズが巻き起こしたロックンロールリバイバルあたりが大好きです。

2023年のFUJI ROCKのベストアクトもストロークスでした。

だから、『Workin' Hard』のようなヒップホップはちょっと苦手(でも、今は好き☆)


それはさておき、藤井風さんの「花」

この曲はドラマの主題歌らしいのですが、そんなこととは関係なく素晴らしい楽曲だと思った。

枯れていく
今この瞬間も
咲いている
全ては溶けていく
何が出来るのだろうか
誰を生きようかな
みんな儚い
みんな尊い
しわしわに萎れた花束
小わきに抱えて
永遠に変わらぬ輝き
探してた
僕らを信じてみた
僕らを感じてた
咲かせにいくよ
内なる花を
さりげなく
思いを込めてみる
やむを得ず
祈りを込めていく
いつまで迷うんだろうか
いつかは分かるよな
誰もが一人
全ては一つ
色々な姿や形に
惑わされるけど
いつの日か
全てがかわいく思えるさ
わたしは何になろうか
どんな色がいいかな
探しにいくよ
内なる花を
しわしわに萎れた花束
小わきに抱えて
永遠に変わらぬ輝き
探してた
僕らを信じてみた
僕らを感じてた
咲かせにいくよ
内なる花を
探しにいくよ
内なる花を
my flower's here

藤井 風 - 花 (Official Video)

テーマは「諸行無常」。色とりどりの花に埋められた藤井風本人と、その棺桶を引っ張る藤井風のMVが「諸行無常」「輪廻転生」を思わせますよね。

歌詞はどこをとっても素晴らしいのですが、

色々な姿や形に
惑わされるけど
いつの日か
全てがかわいく思えるさ

とか、

みんな儚い
みんな尊い

とか。

でも、

誰もが一人
全ては一つ

ここが一番の肝になる部分だと個人的には思っています。

そう。

「誰もが一人」

どんな家族に恵まれていようが、愛するパートナーがいようが、子供に恵まれていようが、友達がたくさんいようが、誰しも死ぬときは一人だし、でも、一人じゃない。

なぜなら、全ては一つだからです。

余談中の余談ですが、私が男性のソロアーティストでライブを見たいと思ったのは、藤井風ぐらいかな。

基本バンドが好きなので。

それぐらい今、大好きなアーティストです。

来年のFUJI ROCK藤井風さん、来ないかなー。


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