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視覚障害とIT機器

みなさん、こんにちは。あまりにも地球を防衛しすぎてお尻に褥瘡ができてしまいそうなようちゃんです。ダメ!ゼッタイ。ヤリスギヨクナイ。

今回は視覚障害とIT機器についてお話していきたいと思います!

さて、視覚に障害がある方が情報端末を使っているというイメージがあまりない方が多いと思いますが、スマホやタブレットがあふれているこの時代、視覚障害業界?にもIT機器の波が押し寄せてきているのですよ!

全盲の方でもスマホを使ってLINEでやりとりしたりしますし、パソコンなんかは音声ソフトなるものを使用してExcelやWord、すごい人だとPowerPointで発表用の資料を作ったりする方もいらっしゃいます。

そうなんです。案外皆さんと変わらないのですよ!!

私が盲学校に通っていた時代はまだスマホは一般的ではなく、ガラケー世代でした。その頃は絶対音感を持っている全盲の友達に自分の好きな音楽を聞かせて着メロを作ってもらったりしていましたね~。なつかしい。

教科書なんかは拡大された文字でなおかつゴシック体などが多いのですが、その状態でも見えない子は凶器になりそうなルーペや拡大読書器などを使っていました。また、全盲の子は厚さ10㎝くらいある点字の本を持ち歩ていました。

墨字(一般印刷の本)と点字だと同じ内容でも大きさと冊数がすごいことになります。(例:墨字200ページだと点字では10㎝厚の本が15~20冊に)

一般的な国語辞典でも10㎝厚の本が約50冊送られてきます。実際にうちの父が購入したのですが、あまりにも邪魔すぎて家族からめちゃめちゃ怒られていました(笑)

こんな大きなものも、今ではスマホやタブレットの中にデータとして保存することができ、またタブレットなんかはメニューなどを写真に撮り、それをスワイプして拡大することによりルーペなどを使わずに文字を確認することができたりします。

また、地図機能を使って白杖+スマホナビで移動したり、全盲の方が届いた手紙をスマホに読み取ってもらったりとかなりいろんなことに応用が利く時代になりました。とてもいい時代になったものです。

もちろん、これらのものは実際に使い方をマスターしないと使えないものばかりですので、主要都市や各県の視覚障害者情報センターなどでスマホやタブレット教室などを行っていることもありますので一度調べてみるといいかもしれませんね。

また、視覚障害者の方へのパソコンボランティアなるものも募集していたりしますのでご興味のある方はぜひ調べてみてください。

結論:点字の本は凶器になる(byようちゃん)

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