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誕生日は、コクリ!キャンプ2018に参加

 コ・クリエーション(共創)プロセスを通じた社会変革を目指す、コクリ!プロジェクトの年に一回のキャンプに参加しました。大学時代からの友人である三田愛さんが主催していて、親しい知人が多数参画していることから関心がありましたが、ようやく今年参加できました。

コクリ!プロジェクト
http://cocre.jalan.net/

 私が参加したチームには、U理論を日本に紹介した中土井遼さんと震災を期にCode for Japanを立ち上げた関治之さんも参加していました。
 U理論はピーター・センゲの『出現する未来』を木戸寛孝さんに紹介されて11年前に知ったわけですが、この考え方を契機に人生が変わり、ベンチャーやコンサルではなく、社会問題解決に貢献することを目指すことをその時に決めています。

 こうした影響もあって、市民が情報技術も活用しながら社会を変えていくオープンガバメントという手法に、2010年頃関心を持っていました。震災直前には総務省の谷脇康彦さん(いまは総合通信基盤局長)を荒井優さんに紹介されたことがご縁でICT地域活性化懇談会に参加。この時点での最大の関心事は「日本版Code for Americaの立ち上げ」でした。当時の懇談会の模様は総務省のサイトに掲載されています。次のPDFは、2011年4月29日の懇談会に私が提出した資料であり、ここに日本版CODE for AMERICAが必要であることを、震災対応にからめて提言しています。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000112804.pdf

 震災があり私自身は、災害そして復興への対応に進んでいったわけですが、Sinsai.info(※1)という素晴らしいアクションをリードされた関治之さんが、その後Code for Japan(※2)を立ち上げることになります。私は立ち上げには関わっていませんが、Code for Japanの考えを提言していたということで、関さんが一度挨拶に見えられ、律儀な方だと印象に残っています。

※1 https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20110811/365024/
※2 https://www.code4japan.org/

 というわけで、U理論やCode for Japanは自分にとって人生の岐路に頭にあったコンセプトであり、2つをリードされている中土井さんと関さんとコクリキャンプでご一緒できたのは、なんとも強い縁を感じたわけです。(多分チーム分けした三田愛さんには何も意図がなかったと思いますが) 

 さてコクリキャンプで何が起きたかは説明はしませんが、自分にとって、また何か新しい動きにつながっていきそうな、そんな予感めいたものを感じています。
 テーマの一つは「復興とはなにか」について。もうひとつ「自分にとってのリーダーシップとはなにか」について、です。おそらく具体的な行動に移るのは少し先になると思いますが、自分にとっては大きな転換となるような気がしています。
 そんな誕生日となった一日でした。

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