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政策起業家という新しいトレンド

 一昨日は、船橋洋一氏が率いるAPI(アジア・パシフィック・イニシアチブ)のパーティがあり参加しました。
 船橋さんは「政策起業家」というコンセプトをかかげていて、利権誘導とはことなる公共のために政策提言を実施できる民間人が増えることを目指されています。
 詳しくは、まさにこの政策起業家の第一人者である駒崎弘樹さんがまとめているnoteと、船橋さんと駒崎さんの対談記事を見てください。

 日本の場合、「シンクタンク」が省庁の下請け業務や、システム開発業務を主にしているケースが多く、また民間企業のロビイングもどうしても、自社や業界の利益誘導にとどまっている状況です。
 公益を重視した政策提言はさらに広がる必要があると駒崎さんと話しており、まずは新公益連盟に属しているような非営利組織が、政策提言力を強化することが第一歩だと考えています。

 来週の9月9日には、と船橋さん率いるAPIが主催となる「政策起業力シンポジウム2019」が開催されます。小泉進次郎議員による基調講演と、私も登壇するパネルディスカッションは満席となっているようですが、関連する分科会の申込みはできますから、このテーマに関心ある方はぜひ足を運んでください。

 なお、元横須賀市長の吉田雄人さんがリーダーとなって、「日本GRサミット」というイベントが9月23日に開催されます。

こちらも、民間からの政策形成を目指すという意味で問題意識が近く、こちらはより地域課題解決にフォーカスした内容になっています。私も発起人の一人になっており、セッションに登壇します。

 この秋、日本社会における政策提言をアップデートするための、こうした取り組みに関心をもってみませんか。

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