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今こそ、医療従事者に支援を

 緊急事態宣言が再発出されました。RCFもフルリモートとし、対面会議も出張も原則禁止としました。とにかく一人一人が接触を避け、感染対策を徹底するに尽きます。
 その上で、余裕がある方は医療従事者への支援を検討頂けませんか。
 RCFでは、オイシックスさん、ココネットさんと共に、感染症指定医療機関向けにWeSupportという名の支援を続けています。改めて、このプロジェクトのことを紹介させて下さい。

1.どのような支援を続けているのか

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 東京・神奈川・大阪の77の感染症対応病院に対して食の支援を行っています。
 まずネット食品配送大手のオイシックス社が中核となって、全国の95社もの食品メーカーさんから寄付を頂いています。病院の皆さんが、業務に忙殺されている時でも簡易に手にできるよう、個包装・飲みきりサイズの食品が中心です。こちらを、病院から個別にニーズを伺い、内容や数量や頻度を調整しながら提供しています。
 寄付食品の管理と配送は、ココネット社(西濃運輸グループ)がうけもっています。大量かつ個別にことなる配送を的確に、また感染対策を徹底して行って頂いています。
 RCFは大口および小口寄付を担当しています。食品は寄付頂けますが、配送は実費がかかるためです。

2.なぜ医療機関に食品を提供することが必要なのか

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 私も支援をするにあたって気付かされましたが、最前線の医師や看護師は食事が取りづらい環境があります。防護服で作業にあたられていますが、一度脱ぐと使えなくなるため、長時間着続けます。そのために、勤務中は近くのコンビニに行ったり食堂に行くことができません。また現在のように緊迫した状況になれば、落ち着いて食事をとる時間がとれません。残念ながら、医療従事者への差別も起きている現実があります。
 そうした中で、野菜ジュースやドーナツなど、短い時間で簡単にとれる軽食の支援が大変喜ばれているのです。

3.これまでにどの程度の支援を実施してきたか

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 支援病院数77病院。支援企業95社。食事支援数40万食(金額換算で4億円)。寄附金額5千万がこれまでの実績です。これにより延べ5万人の医療従事者を支援してきました。立ち上げて半年間での民間支援としては、過去最大級であったと思います。
 食事自体も喜んでいただけましたが、それ以上に「日々、社会から応援されている」という実感をもって頂けたことで、医療従事者の皆さんのモチベーションを支えることに少しでも貢献できたことが何よりでした。

4.さらなるご支援のお願い

 ご想像いただけるように、緊急事態宣言下で病院からのニーズは再び高まっています。食品メーカーの皆様にも引き続き協力頂けて、提供する食品は一定の量があります。一方、配送・管理のためにかかる資金が、1月末で尽きてしまう現実があります。
 緊急事態宣言は2月7日までですが、落ち着くまでは少なくとも2-3ヶ月かかるでしょう。関心があり、余裕がある方がおられれば、寄付での支援を検討頂けませんでしょうか。小口での寄付は、Yahoo!募金より募っています。

 また大口での寄付を検討頂ける場合は、私までご連絡いただくか、下記の問い合わせフォームから連絡頂けるとありがたいです。

 この瞬間、全国の医療機関の皆様は、少しでも感染症で命を落とす方が減るように、また求められる医療を提供し続けられるように奮闘を続けています。まずは私達一人一人が三密を避けて感染症を広げないことです。その上で、最前線で戦う皆様のために、少しでも支える気持ちをもって頂ければと思います。

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