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もう30年以上も昔の話になるが、高校2年の時『チャンピオン二輪テクニック』という本を書店で手にした。

この本は、1977年にロードレース世界グランプリ選手権(通称WGP)で世界チャンピオンを獲得された片山敬済さんの本だった。

片山さんは、日本人として初めてWGPで世界チャンピオンになったライダーだ。

当時の僕はどうしても世界チャンピオンになりたかったので、この本を家でも学校でも貪るように読み、その内容を実践していた。

片山さんの教えを守って、時間、労力、お金、思考、情熱それら全てを注ぎ込んでレースに打ち込んだ経験が、今の自分を形成していると言っても言い過ぎではない。
片山敬済さんは、僕の人生の師匠である。

3年前の秋、一通のメールがきっかけで、なんと片山さんにお会いする機会をいただいた。
幸せなことに二人きりで、片山さんが提唱されているバイクの道『双輪道』についてのお話しをお聞きすることが出来た。

YouTubeで語っておられるようにバイクに乗ることは楽しいだけではなく、より良い人格の形成に大いに役立つものだと思う。

僕も双輪道を広めるお手伝いをしたかった。その思いをぶつけた結果、片山さんからは『双輪道の一番弟子』と呼んでもらえた。

神戸三ノ宮で片山さんと

今はまだ双輪道を広めるための活動はできていないが、そのための準備は怠っていない。

近い将来に必ず、師匠への恩返しをしたいと思っている。

片山さんのサインと直筆メッセージ

『双輪道 是精進也』

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