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【YouTube施策 初挑戦者が書く】ココを抑えておこう!"独断と偏見"で選ぶ3つのポイント

どうも。Retty アプリチームのよしDです。(Twitterはこちら)

先日、僕ともう一人のアプリプランナー・SouuでYouTubeマーケティング施策に挑戦しました。

実はチーム初のYouTube施策。(※タイ版は現地で過去に行っています)
普段のアプリ作りと通ずるところ、異なるところが多々ありました。
今回はYouTubeでの施策を失敗させないための3つの反省点をぶっちゃけて玄孫(やしゃご)の代まで語り継ぎたいと思います。

また、今回協力いただいたケニチさんが本当に親身なクリエイターさんでした!
Rettyの魅力、お店の魅力が詰まった素敵な動画ができたので是非チェックしてみてください!(動画はこちら!)

なぜやったのか

この施策は、新規のユーザーさんに使ってもらうための一つの手段としてマスに対してリーチをするために行いました。

なぜYouTubeだったか

アド施策など様々な施策を試しているなかで、

・まだチームとしても取り組んだことがなかった
(≒そもそも知見がなかった)

・周囲でYouTube施策でかなりコスパの良い事例があったため試す価値があると考えた

からです。

再生回数はこちら!

88,223 回
(※2019年9月3日現在)

正直、当初の想定よりも再生された!という所感です。
しかし、もっと上手くできたな…という点もありました。
さっそく振り返っていきたいと思います。

<学び その①:拡散のトリガーは思っている100倍わかりやすく!>

一つ目の学びは、動画を見た人が「シェアしたい」となる”きっかけ”をよりわかりやすい形で実現すべきだったということです。
今回、自分たちでは動画の中に盛り込んだつもりでも、それをリスナーに伝えて行動してもらうのは本当に難しいなと感じました。

自分たちが思っている100倍わかりやすくして良いです。
特に今回はマスに対しての施策であったことをより認識しておくべきでした。

本当に陳腐な例で言えば、

・キャンペーンと組み合わせる
・Retty特有の「あるある」のような共感ポイントをよりわかりやすく見せる構成を取り入れる

など「拡散したいトリガー」をよりわかりやすい施策に落とし込むことができれば良かったなと実感しました。

<学びその②:社内の巻き込みのためにストーリーテラーになる!>

もう一つの反省点は

社内の巻き込むためのストーリー付けができていなかった

ことです。

実は試験的な取り組みであったこともあり当初、細々と進行していきました。

そして動画の完成後チームメンバーで試写会を行いました。
動画の評判はとても高く、「今から全社で拡散の協力をしてもらおう!」となりました。

とはいえ、同じ会社のメンバーでもいきなり「シェアしてください!」では難しいですよね…
今回もまさにそうでした。

社内でも「みんなにシェアしてもらえるストーリー作り」をしておくことが重要だなと思いました。

「よしD頑張ってるし、自分も案出しとかしたからみんなに見てほしいな…!」となれば嬉しいですね!

そのためにPJT序盤から中盤にかけて

・社内の発信力があるメンバーに情報の頭出しや軽い相談をしてみる
・全体会議等で意見を募ってみる
…etc

ことが必要なことを予見して行動しておくべきだったなと反省です。

本質的じゃない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。
ちょっとした相談から思いがけない人との繋がりやアイデアが生まれることもあるので実は本当に大切なことなのです。
思ったよりも100倍大切です。

(↑「しゃーない、俺が協力してやるよ」と言っている大人たちの図(※勤務時間外です))

学び その3:出戻りを最小限に抑えるディレクションが不可欠

こちらに関してはどんなクリエイティブ/プロダクトにも通ずる考え方です。

普段からプロダクトやクリエイティブ作りに関わっている方はおわかりだと思いますが、動画に関しても少しの修正が少しの工数で終わるわけではない場合が多いです。

そのためにも、できるだけ一回で依頼側&クリエイターのお互いが納得できる形を実現できるようなディレクションをする必要があります。

それを踏まえて今回YouTube制作において具体的に行ったことを洗い出してみます。

・事前にクリエイターさんの動画を見まくる
(→イメージを掴む)
・紹介してもらうプロダクトのビジョンについてクリエイターさんとすり合わせしておく
・動画のストーリーは大まかに決めて、クリエイターさんとすり合わせておく
・是非使ってみてほしい機能等は共有しておく
・可能な範囲で撮影許可は事前にとっておく
(※実はアメ村は撮影許可が必要)
・現場の下見は絶対にする
(実はめっちゃ移動距離あるとか当日になってわかったら大変…)
・撮影の直前に再度クリエイターさんと一日の流れをすり合わせする

今回は事務所の方を通じて事前に細かな動画の進行方針等を何度かすり合わせさせていただきました。
そのおかげもあり、大きな変更なくリリースすることができました。

どのプロダクト/クリエイティブ作りにも共通することですが、イメージを言語化しておく。それをしっかりすり合わせで完成形のイメージを揃えておくことが必要です。

特にYouTube撮影等で外に行く場合は、現地での確認や影響しうる外部要因等をしっかり洗い出しておくことを、泥臭いですがやっていきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?
実は「中身詰めすぎたよね」とか「認知→インストールにつなげる体験の設計をもっとできたよね」等、振り返ればまだまだありました。
ただ、ここは今回と改善後の数値比較等を通して皆さんにまたお伝えできればなと思っております。

これは他チームの方に対しても試写会を行った際の写真です。

この場だけでも

「よしDはお店で厚切り牛タン食べたの?許せないんだけど。」
「皿軟骨を夕方に流すな!ビール飲みたくなるだろ!」

と様々な質問・意見・要望・苦情・苦情・苦情が噴出しました。
冗談はさておき、次回はもっと良い動画を作れたらと思いますので、是非一度ご視聴の上、TwitterのDMでもなんでも送ってください!

そして今回のお店だけでなく、ケニチさんがたくさんのグルメを紹介していますので是非チャンネル登録してみてください!

ありがとうございました!!!!