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笑うバロック展(569) ベルサイユの歌合戦実況

ネットで予告動画が見られました。その謳い文句テキトウ訳。少しずつ、レコード解説などにのっていたカストラートが主役のオペラの図版に近づいてきた感じです。この図版はどのくらい実際に即して描かれているのか、いまも不思議に思いますが、いたんでしょう、きっと。

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カストラートは音楽史上最初の「スター」でした。 彼らは当時のオペラのタイトルロール(そしてローマではオペラのすべての女性の役割)を担い、アンコールのリクエストを通じて聴衆が勝敗の裁定者でした。それは人気の歌手の間で、美徳と感情の競争を生み出しました。 私たちの時代の最高のパフォーマーの3人が、ビルトーゾ・コンテストも行ったとしたらどうでしょうか? Valer Sabadus(.ルーマニア・1986)、Filippo Mineccia(イタリア・1981)、Samuel Mariño(ベネズエラ・1993)の3人です。 名人芸のソロ・アリア、愛のデュエット、激しいトリオがカストラートたちの勝利をもたらしました。勝者を見つけるのは聴衆のみなさんです!

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カストラート歌唱技術コンクール。1人目、本場イタリアのバロックのドージェ、 フィリッポ・ミネッチャ Mineccia。 

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2人目、ルーマニアのバロックのドラゴン、ヴァラー・バルナ=サバドゥス Valer Sabadus。

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3人目、ベネズエラからバロックのエルシステマ、
サミュエル・マリーニョ Samuel Mariño。

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シュテファン・プレヴニャク (ヴァイオリン、指揮)、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団。

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2021年1月31日、ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」収録の新世代カウンターテナー歌手たちによる21世紀版の「三大カウンターテナーの饗宴」。

日本ではこんなマンガが。はやっているわけではなく、こうしたネタが好きなんですな。

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