笑うバロック展(296) PG15くらいのニコラ・ファーゴの「愛する神の民に」

ニコラ・ファーゴ(1677-1745):オラトリオ『水に沈んだファラオーネ』より「愛する神の民に」のプロモーション動画。

イタリアのターラントに生まれ、"イル・タランティーノ"と呼ばれたファーゴは、この時代に発展した「室内カンタータ」(声楽とアンサンブルのための一種のミニオペラ、ドランマ・ペル・ムジカ)の第一人者として知られ、その作品は劇的であり、どれも魅力的な旋律が溢れています。

オルリンスキのエラート・デビュー。1990年ワルシャワ生まれ。ショパン音楽大学を卒業し、さらにアレクサンダー・ゼルウェロウィックツ・アカデミーで演劇も学ぶ。ショパン音楽アカデミー主催公演に出演し高く認められ、ワルシャワ大劇場(ポーランド国立オペラ)オペラ・アカデミーのメンバーとなりました。2015~2017年にジュリアード音楽院で学び、2016年にはメトロポリタン歌劇場でのナショナル・カウンシル・オーディションで優勝。「色調の美しさと色彩の統一性を兼ね備えた歌唱」とニューヨーク・タイムズ紙が絶賛。エラートへのデビューアルバムは、ナポリ楽派の世界初録音曲を多く含む、知られざる作品を中心としたプログラム。彼の特技でもあるブレイクダンスは「身体性と創造性を組み合わせた大きな自由なもので、私の芸術的な生活にも大きな影響を与えてくれたもの」と語っているとおり。

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たしかに体が柔らかそうです。youtubeのコメントに次のようなもの。耳で感じる音楽についての評だと、思います----きっと。「Nothing more erotic or sensual than baroque vocal music. バロックの声楽ほどエロティックで官能的なものはありません。」「Am I the only one who is obssesed with this guy? 彼に夢中なのはわたしだけ?」「Statue of David with Angelic Voice! 天使の声のダビデの像!」

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