読書の感想 仕事、人生お探し中「お探し物は図書室まで」
本屋大賞2位とのこと。
書店員が感情移入しやすかった?いや、それではちょっと意地悪かしら。
それでも、よく「練られた」作品と思います。
マーカポイントをいくつか。
アンティークショップを起業しようとしている若者のエピソード。
捏ねくりまわし加減が好みです。ちょっとだけ「エッ?」と考えさせられる文章好い。
全くその通り、いけなくありません。
ニート青年が施設側に就職するエピソード。
定年を迎えた製菓会社勤務の父が、書店勤務の娘に気づかされるエピソード。自分の「商品」を自信を持って他者に届ける----好い。
わたしもちょうど仕事、人生を探しているので、タイムリーでした。
羊毛フェルトの細工は表紙がなくては見当もつきませんでした。
本当にこんなことできるの?すごい世界。
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