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一般教養 参考資料  1974年タンザニア八千草薫歌う

「水をひく」テーマは、ハイチの小説「朝霧の主たち」に通じます。
1974年から、ついこの間日本人医師が亡くなるまで、変わっていません。
この学習マンガ的映画は、それでも極力余計な言葉の説明を多くせず、絵に語らせています。
主人公の日本人は「トンネルの真ん中を掘る怒りっぽいワニ」です。
そもそも何年頃の設定か?
タンザニアのこの映画以前の歴史はどうだったのか?
この映画以後のタンザニアは変わったのか?
説明はなく、ただただ「貧しい農村に用水路ができた」ことだけを描きます。
本当の主人公は水をくむために取り寄せたポンプのロードムービー。
ダルエサラームの港に船が着き、バガモヨによって、内陸の田舎の農村まで運ばれます。
1974年ころといえば、黒沢はソ連で撮影中だったかも。NHKでは「未来への遺産」が始まったころ。
110分尺。蓮実節でも否定はされなさそう。

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音楽はナベサダでした。昔から、ブラジルのボサノバとアフリカの音楽を導入していたのですね。
こうした映画に音楽を提供しています。
もう少し簡単に視聴できるようになっても好いのではないかしら。
本棚に昔流行ったCDブックが。

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