笑うバロック展(90) レジェンド探索「空想の音楽会」全30巻

全部がバロック音楽ではありません。
ただこれも昔から図書館などにはよくそろっていました。

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バロック音楽の部分だけ抜き書きしてみます。録音年を考えると画期的です。

ヨーロッパの著名な城や宮殿、あるいは大聖堂などにおいて開催されたであろう演奏会を、 仮想的なプログラムに基づいて再現するという、その斬新なコンセプトには率直にワクワクさせられますし、 演奏自体の水準としても、21世紀の現在でも十二分に傾聴に値するもの
第1巻「エクサン=プロヴァンス、サン=ソヴェール大聖堂における宗教音楽会」1963年録音
カンブラ「モテット・主よわれは御身に」「モテット・なんと深く愛されたる」「モテット・神よわれに御力を」
第3巻「ヴェルサイユ宮・大トリアノンにおける室内音楽会」1966
ダンドリュー「2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」ドゥ・ラ・バール「2つのフルートのための組曲」ドゥ・ラ・ゲール「独奏チェンバロのためのサラバンドとジーグ」クープラン「王宮のコンセール第1番」ダングルベール「独奏チェンバロのためのプレリュード、サラバンド、ガイヤルド」マレ「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲」フィリドール「オーボエと通奏低音のための組曲」。
第6巻「ヴェルサイユ宮・大理石の中庭におけるリュリのオペラ・コンサート」1972
リュリのオペラ「イシス」「アルミード」から選曲
第7巻「ヴェルサイユ宮・宮苑運河における野外音楽会」1963
ドゥラランド作曲「ヴェルサイユ運河上の祭典のためのトランペット・コンセール」
第8巻「ヴェルサイユ宮・王室礼拝堂における宗教音楽会」1966年
ニヴェール「第2旋法の組曲」ベルニエ「精霊のモテット」マルシャン「中声部のティエルス~ディアローグ」ドゥラランド「サクリス・ソレムニス讃歌」。
第10巻「ストラスブール、ロアン城における音楽会」1966年
ハルスト「チェンバロのための6つの小品」ブロサール「ソプラノと通奏低音のための4つの歌」シェーンフェルト「ソプラノと通奏低音のための2つの歌」
第11巻「シャンティーイの館における王家の狩の音楽」1964
ムーレ「狩りのサンフォニー」ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲『狩り』」コレット「コミックな協奏曲第14番」ラモー「歌劇イポリートとアリシー」より「狩りの場」
第14巻「ソー、オーロラのパヴィリヨンにおける2人の作曲家の音楽会」1964
ボワモルティエ「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのための協奏曲第9番」「オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタホ短調」「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタト短調」ルクレール「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタ二短調」「フルート、チェロとチェンバロのためのソナタ二長調」
第17巻「パリ、マレー区のシュリー館における夜の音楽会」1965
シャルパンティエ「8声のソナタ」「間奏曲『夜』」クープラン「リュリ讃」
第20巻「ヴェニス、サン=マルコ大聖堂の礼拝堂における音楽会」1965
G.ガブリエリ「カンツォン第17番、第9旋法のカンツォン、カンツォン第8番」トロフェオ「カンツォン第19番」グリッロ「エコーのカンツォン、カンツォン第2番」G.ガブリエリ「第7、第8旋法のカンツォン」ヴィヴァルディ「協奏曲イ長調P.226」カヴァッリ「10声のソナタ、12声のソナタ」カルダーラ「ソナタ」。
第21巻「ボローニャ、サン=ペトローニョの大聖堂における音楽会」1965
カッツァーティ「5声部のソナタ『ラ・ビアンキーナ』」、コロンナ「モテット『おおいとも輝かしい日』」 ヴィターリ(伝)「シンフォニア」トレッリ「4声部の協奏曲」ペルティ「アリア『もしも美しい人たちが』」D.ガブリエリ「4声と5声部のソナタ」ペルティ「アリア『この世の海は立ちさわぎ』」
第22巻「マントヴァの公爵の館における舞踏音楽会」1965
モンテヴェルディ「音楽の諧謔」第1巻
第23巻「ポツダムのサン=スーシ宮における音楽会」1965
C.P.E.バッハ「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのための四重奏団変ロ長調」フリードリヒ大王「フルートと通奏低音のためのソナタニ短調」クヴァンツ「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのための四重奏団ニ長調」ブラジェ「フルートとオーボエのためのソナタホ短調」グラウン「フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのための四重奏団ヘ長調」
第24巻「ハンブルクの大聖堂における宗教音楽会」1966
すべてテレマンの宗教曲
第25巻「ウィーンの王宮における皇帝の音楽会」1964
シュメルツァー「弦楽オーケストラのためのセレナータ」レオポルド1世「歌劇『アデライデ』」より2つのアリア」ムファート「協奏曲第4番『甘き夢』」ヨーゼフ1世「天の元后」チェスティ「歌劇『黄金のリンゴ』よりソナタとリトルネッロ」
第26巻「ザルツブルク、ミラベル宮におけるモーツァルト音楽会」1966
ビーバー「夜警のセレナード」ムファット「2つのヴァイオリン、チェロ、弦楽合奏と通奏低音のための 協奏曲第11番」カルダーラ「弦楽と通奏低音のためのトリオ・ソナタロ短調」
第29巻「ハーグのリッダーザールにおける音楽会」1966
ドゥ・ヴァワ「『私には避けられない』による変奏曲」ハッカルド「4声部のソナタ第8番ホ短調」ウィッテンベルク「2つのヴァイオリンのための二重奏曲ト短調」シュヴィンドル「四重奏曲ハ長調」ブランケンブルク「カンタータ『女たちの弁明』」
第30巻「ロンドン、ウェストミンスター・アベイにおける国王のための音楽会」
ヘンデル「ジョージ2世とキャロライン王妃の戴冠式のための4つのアンセム」



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