笑うバロック(642) シン・ミトコーモンとイ・バッシフォンディ

はるか昔NHKの大河ドラマ「黄金の日々」、利休を屋敷から脱出させるために、主人公助左衛門は天正少年使節のひとりと小舟で堀端から音楽を奏でて合図とします。たしかリュートを弾いていたように記憶しています。
その時助左衛門を演じた染五郎は、「豪姫」で高山右近を演じ膝にのせるオルガンを、レガールというのか、オルガネットというのか、弾いていたように。
先日、NHKの時代劇「剣樹抄」を見ていたら、撥弦楽器のBGMが聴こえ、おそらくリュート系の音と。吉右衛門の鬼平でジプシーキングスが流れてきたときほどではないにしても、時々おつなBGMを選曲するドラマがでてくるものです。
いまのところ、これといった関係は見えてきません。原作者から想像すると後々もっと関わってくるのかもしれません。


シモーネ・バレロトンダというリュート系の楽器の奏者がリーダーらしい。
ローマがテーマのデビューアルバムの宣伝動画がなかなか粋。

第3話では、ヴァイスのト短調のシャコンヌの冒頭らしき引用がありました。

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