笑うバロック(640) 迎春シン・CPEのオルガン協奏曲
元旦に聴く、めでたい印象の曲、すぐに思い出しました。王様相手かもしれませんが、父バッハやモーツァルトには決して書けない弾けない領域だと思います。指先から「どうだ」「これでもか」とマウントとってくるような、そんな音楽に聴こえない、そこがいいんじゃない。
わたしは、CPE休符は「ふう」とか「ほっ」と、聴こえるのです。
オスター盤へのネット上の賛辞、同意します。
ボトケンヌ34と35、またはヒッチコック444と446。
2曲しかないオルガン協奏曲、そんなに録音はありません。
ヘンデルより腕は立つと思います。ハイドンよりギャラントだと。
よく聴くとそんなにメランコリクでもないし、もちろんロマンチックでもありません。リリカルくらい、ところどころギャラント、ゴージャスではない。
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