インカ唱法の末裔の名前
「Yma Sumac」と綴って、「イマ・スマック」。わたしがラジオで初めて聴いたときは、「ユーマ・スマック」と言われていました。わたしには「ユーマス・マック」と聴き取れ、以来「Yma Sumac」に辿りつくまで、どれほどかかったことでしょう。
実際の発音も様々なら、それを聴き取った日本語のカナ表記はさらにバリエーション豊かに。
いつも「イルガチェフ」のことを思い出します。「イルガチェフェ」とか「ユルガチェフェ」とか。要は「椿三十郎」の「赤い椿」「白い椿」みたい。
ウィキ検索によると。
今見れば、なんとも怪しげ。CD化された頃に落手しました。ずっと昔ユカタン半島観光の折、リゾートホテルでセノーテの伝説ショーを観たことを想い出しました。ショー化されたものは、最初違和感が強烈なのですが、歳を取るにしたがって、親近感の方が増してきます。
ペルーで「発見された」滅んだインカ文明の唱法を継承する歌手という、触れこみでした。
しかし検索を進めると。下記のおそらくはトリビア記事。
いまなら、ヴィルジニー・デデューの鼻と似た解説になりそうです。
近い時期に映画も公開されていました。映画内の歌唱シーンはyoutubeで視聴できるでしょう。
86歳で亡くなりましたが、インターネット時代に再発見とりあげられ、いまも記録が残っています。
いろものといえばそうですが、不詳ながらアカデミックな教育を受けたのではないかとする評判もあったかと。
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