笑うバロック展(191) 間違えるわたしがオバカ

あるブログの評。「若くてキレイなビジュアル系のアーティスト」に惑わされてはいけません。

東京芸術劇場でのリサイタルに昨晩(2015年3月)行ってきました。彼女は京都生まれの横浜育ちですが、若いころに渡欧し、現在はローザンヌ高等音楽院のオルガン教授を勤める方です。この人は国内では一部には知られていますが、知名度はまだまだです。昨晩も、大きなホールだったとはいえ空席が目立ちました。クラシック音楽も、CDの売上や興行収入には有名かどうかがものをいう世界です。最近は、若くてキレイなビジュアル系のアーティストばかりが目立ちますね。でも知名度は低くても、長年ヨーロッパで研鑽を積み、これだけ圧倒的な力量を身につけた音楽家がいるということに驚いた一方、なんともいえない暖かいものに包まれた一夜でした。ありがとうございました。

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「若いころに渡欧し」「知名度は低く」ですから、わたしは以前上のふたりの区別がつきませんでした。カタカナで書いてあると駄洒落みたいで。

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